10月23日(日)に京都競馬場で行われる第77回菊花賞(GI)に登録をしているミッキーロケット(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)について、追い切り後の音無秀孝調教師と鞍上予定の和田竜二騎手のコメントは以下の通り。
・音無秀孝調教師
(坂路での最終追い切りを振り返って)
「やればもっと時計が出るのですが、今日は前半でセーブした中での追い切りでした。それでも最後はしっかりと伸びていますし、併せた相手も走る馬なので、良い時計が出たと思っています。
間もそれほどあいていませんし、これ以上時計を出すとオーバーワークになるので、ちょうど良いのではないでしょうか」
(前走の神戸新聞杯2着を振り返って)
「道中は折り合いがついていましたし、4コーナーで前が塞がる不利はありましたが、その中で最終は伸びて2着なので、私たちが思っていた以上に馬の方が良くなっているというか、力を付けているなとは思いました。
(ゲートは)最後入れでした。どうしてもゲートの中でゴソゴソする馬なので、それをする暇もなく、入ってすぐに(スタートを)切りましたから良い方へ出たのかなと思います。
ずっと中間はゲート練習をしています。それが今度は奇数(枠)が当たっても良いようになると良いですね」
(今回のレースに向けて)
「京都が云々というのはないと思いますが、やはり3000mになりますと、前半で坂を上って下って、いわゆる2コーナーに至るその中間ですね、そこで折り合っているかどうかが一番のポイントだと思います。これはミッキーロケットに限らず他の馬も同じで、恐らくスローになると思います。普段引っ掛からなくても菊花賞だけ引っ掛かることもありますから、その辺はジョッキーも注意してほしいと思っています。
(折り合いに)苦労するどころか、ついて行けない時もありますからね。ゲートの問題もありますが、北海道(でのレースぶり)なんかを見ていると、後ろから行って終い一辺倒ですからね。あのような競馬にならざるをえない可能性も少しあります。
神戸新聞杯のように最後伸びてくるというのはいつものことなので、そこを上手く、あの馬の特性を生かした乗り方を和田騎手にはお願いしたいと思っています。
なかなか難しいのですが、春は何とかクラシックに行きたいという、それだけの馬でした。何回も挑戦してことごとく跳ね返されました。500万の身で一応皐月賞には抽選で出られたのですが、やはりそこも跳ね返されました。他の馬はダービーがある中、もう夏休みにして、北海道で早めの秋を迎えているのですよね。そこで私たちが思った通りに実力があることが分かったので、秋は春の分を雪辱してほしいです。
最後の一冠になりましたが、ずっとクラシックを目指してきた馬なので、狙ってほしいと思います。また応援して下さい。お願いします」
・和田竜二騎手
(先週の調教を見た印象は?)
「跨がっていないので何とも言えませんが、厩舎側の話ではすごく調子が良いとはうかがっています。あの馬らしい動きをしていましたので、安心しています」
(前走の神戸新聞杯2着を振り返って)
「まずゲートに課題のある馬なのですが、大外枠で最後入れだったので、思ったより出たなと思いました。その後はサトノダイヤモンドが隣にいましたので、あの馬の出方を見ようかなと思っていました。先に行きたがっていたので、その後をついて行く感じでした。後はリズム良く行けましたし、少し4コーナーでゴチャつくところがありましたが、減速するほどではありませんでした。力のある馬にあそこまで迫れたので馬自体が成長していると思います。私自身も一回競馬に乗って、競馬自体は使いやすいと思いましたし、距離的にももちそうな雰囲気はありました。本番に向けて良い競馬ができたのではないでしょうか」
(京都の相性について)
「競馬は何回も使っているみたいですし、馬も成長して切れ味が出てきていますので、京都の瞬発力勝負になっても引けは取らないのではないかと思います。3000mなので皆が走ったことがないので分からない部分がたくさんあると思うので、未知の魅力に賭けたいです」
(今回のレースに向けて)
「そんなに折り合いが難しい感じではありませんし、溜めれば最後まで動ける感じもありました。この前も長い直線でも止まっている感じはなかったです。いけるのではないでしょうか。菊花賞なのでスタートが大事になってくるので、距離云々よりはスタートの方が神経を使うと思います。
春から癖があったようですが、割りと毎週練習させてもらっています。先週もゲートの雰囲気だけ見たのですが、3回練習して、最初の時よりは少し増しかなという雰囲気は出ています。本番はまだ分かりませんが、何とか我慢してくれれば良いですね。
タイミングで、少し後ろに下がったり前に行ったりする馬なので、前に行った時にスターターが切ってくれたら良いと思います。
前走で本命になるであろう馬には迫れたので、他にも上がり馬がたくさんいます。この馬自身も素質がありますが、まだ奥がある雰囲気を持っていますので、その辺に期待しています。
休み明けの前走で負かせ切れなかったのが、本番に向けてはまた課題になってくると思います。長丁場なので何があるか分かりませんが、私は自分の馬の能力を出すことに集中して、後から結果がついてきてくれたら良いと思います。当日は競馬場に足を運んでもらって応援よろしくお願いします」
(取材:米田元気)

