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船橋競馬場(晴、良)で2日、ラジオNIKKEI盃若潮スプリント(SIII、1200m)が行われた。2番手を追走した7番人気のメンコイボクチャン(船橋)が抜け出して優勝。勝ちタイムは1分14秒3、澤田龍哉騎手の騎乗だった。2着には中団から追い上げた4番人気のフジコチャン(大井)、3着には6番人気のクラティアラ(浦和)が入った。1番人気のスタードラマー(大井)は5着、2番人気のナックサンライズ(大井)は8着だった。

メンコイボクチャンは父コパノリチャード、母ショウナンランバダ(母父アグネスデジタル)
の牡3歳、毛色は鹿毛。通算8戦2勝、重賞初制覇。管理している船橋の渡辺貴光調教師にとっても重賞初制覇となった。

【レース後のコメント】

1着 メンコイボクチャン(澤田龍哉騎手)
「大井でしか(重賞を)勝ったことがなかったので、地元の重賞を勝てて嬉しく思っています。まず依頼をいただいて、過去のレースを見た時に、左回りの3、4コーナーの進みが少し悪いなという印象があったので、そこは気をつけていました。今日はそれ以上に具合が良くて、3、4コーナーも自分からハミを取って進んでくれる形だったので、勝てるかなと思いました。ペースも遅かったので、良く進めたかなと思います。少し早いかなと思いましたが、手応えが良かったですし、最後は外から来ていたのも分かりましたので、最後まで頑張ってくれと思って乗っていました。オッズや印はあまり気にせず、勝てるものだと思って乗っていたので良かったです」

2着 フジコチャン(今野忠成騎手)
「焦れ込むところがあるけど、そこが改善すれば、力はあるのでもっとやれます。距離は短い方が良さそうです」

3着 クラティアラ(御神本訓史騎手)
「スタートは躓きましたが、リカバリー出来て、良い位置で競馬ができました。馬っぷりも艶も良くなっていて、力をつけています。距離は1200mくらいが良いと思います」

4着 ワンダーランド(笹川翼騎手)
「キャリアを考えると一所懸命走っています。揉まれ弱かったり、競馬に慣れてきたぶん、(前半は)進まなくなったりしていますが、終いの脚が良く、跳びも素晴らしい馬です。成長してくるでしょうし、これからが楽しみです」

5着 スタードラマー(和田譲治騎手)
「スタートで躓きました。思いのほか砂を嫌がっていて、直線はジリ脚になってしまいました。前回のイメージとは違いましたね。距離は1200mから1400mくらいかと思います」

(取材:山本直、稲葉弥生)

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