11月3日(祝・火)、金沢競馬場(晴・稍重)で行われた第16回JBCレディスクラシック(JpnI、ダート1500m、出走11頭)は、道中インの4番手を進んだ4番人気アンズアメが3コーナーで内から先頭に立ち、そのまま後続を振り切って、4連勝で交流GI初制覇を果たした。勝ちタイム1分32秒7。2着メモリアカフェ、3着タガノミスト、4着テンカジョウで、上位4頭はJRA勢。5着が大井のプロミストジーンだった。ラブラブパイロは出走取消。
勝ったアンズアメは父ドレフォン、母ホウライマツリ(母の父エンパイアメーカー)、4歳牝馬。通算成績は18戦7勝。JRA栗東・高柳大輔調教師の管理馬。生産は北海道新冠町のハクレイファーム、鞍上は川田将雅騎手。
レース後のコメント
1着 アンズアメ(川田将雅騎手)
「本当にたくさんのお客さんがいて、素晴らしい雰囲気だなと思っています。返し馬でさらに成長した雰囲気を感じ取ることができたので、楽しみだなと思って競馬を迎えることができました。(勝負どころのコース判断について)返し馬で使えるなと判断したので、あそこを通っていきました。もちろん距離に不安がある馬でもありますし、後ろからの気配も感じてはいますけれど、なんとか持ってくれという思いですね。ここが1500mだったからこそ、今年のJBCレディスクラシックに行けるという、チャレンジできるという風にもなりましたので、例年であれば、他の競馬場であれば、もう少し距離が長くなりますので、1500mだからこそ持ってくれたらいいなと思ったら、これだけ素晴らしい走りで 1500mをちゃんとこなしてくれましたので、これはとても希望の広がる結果だったなと思います。
(前回の金沢開催の際にテオレーマでJBCレディスクラシックを勝っているが)それだけの馬に乗っていますしね。前回2つ乗って、レッドルゼルとともに2つとも勝ってくれましたので、まずはここをアンズアメが勝ってくれたことで、一つは無事に終わりました。この後スプリントとクラシックと大事なレースが2つ続きますので、このまま現地でより盛り上がってもらえればと思います。ありがとうございました」
(高柳大輔調教師)
「距離の心配があったので、どういう競馬をしてくれるかと思っていましたが、最後はしっかりと勝ってくれて嬉しかったです。前走の後、馬自体の体調を見ながら、間隔を開けて使うならここしかないと思ってこのレースを使いました。レースは川田騎手が金沢を得意としているのでお任せしました。最後先頭に立った時は耐えてくれという気持ちで見ていました。これで選択肢が広がりました。次は考えていませんが、1500mはもつのだという気持ちです。この馬はこれまで崩れたことがなく、体調さえ整えば安定して走ってくれます。日米両ブリーダーズカップを勝てて嬉しいです」
(生産者 ハクレイファーム)
「4連勝で、こんなトントン拍子にこれほどの大きな舞台で勝てるというのは、本当、夢にも思ってなかったので、すごく嬉しいですし、同じぐらい驚いています。非常に最初から期待があって、それでクラブにも預けさせてもらったのですが、まず前走のクラスターカップも僅差の勝利というところで、それがなければそもそもこの舞台に挑戦するということも叶わなかったわけですし、そこまでずっと導いてくださった関係者の皆様のご尽力というものがすべてここにつながっていると思いますので、ともかくそこに感謝したいなと思っています。
短いところの馬なので大丈夫かと言われていましたので、なかなか積極的な展開でしたが、結果的にそれが素晴らしい結果を呼び込んだというところで、やはりジョッキーが素晴らしい乗り方をしてくださったなと思います。これでいろいろ距離の幅も広がったと思いますので、若いですし、これからもっともっといろいろな舞台で勝ち星積み重ねていきたいなと、あとはとにかく無事に帰ってきてほしいという思いです。
我々はまだ歴史も浅い牧場なのですが、こんな大きな結果を出すことができて、非常に嬉しく思ってますし、これからも大きな舞台にたくさんの馬を送り出せるような牧場としてやっていきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました」
2着 メモリアカフェ(武豊騎手)
「スタートを綺麗に出られて、道中もいいリズムで走っていました。スムーズなレースはできたと思いますが、勝ち馬がしぶとかったですね。前が止まりませんでした。残念です」
3着 タガノミスト(岩田望来騎手)
「枠もあって外、外を回る形になり、勝ち馬と2着馬は内をすくって来たので、外を回ってよく走ってくれたなと感じます。徐々に力をつけていますし、結果だけは残念でしたが、またやれるんじゃないかなと思いますし、期待しています」
4着 テンカジョウ(松山弘平騎手)
「金沢の1500mということで、やはり少し忙しい形の競馬になってしまいました。でも差はなく、馬は本当に頑張ってくれました」
5着 プロミストジーン(吉原寛人騎手)
「プロミストジーンの応援をありがとうございました。もう少し前がやり合ってくれるかなと期待していましたが、位置取りは想定通りでした。メモリアカフェを見ながら競馬をして、進路もメモリアカフェについて行って、最後も脚を使ってくれました。地方馬最先着の5着は最低限とれたかなというところで、もう少し展開のまぎれがあれば面白かったかなという感想です」
7着 タマモフリージア(田口貫太騎手)
「金沢の1500mで少し忙しい部分があり、相手も強かったですし、わかっていたことでしたが、いいチャレンジだったかなと思います。まだ3歳馬ですし、来年また頑張ってくれると思います」
(コメントはNAR地方競馬全国協会のリリースによる)



