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阪神11Rの第64回宝塚記念(3歳以上GI・芝2200m)は1番人気イクイノックス(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分11秒2(良)。クビ差の2着に10番人気スルーセブンシーズ、さらに1馬身差の3着に2番人気ジャスティンパレスが入った。

イクイノックスは美浦・木村哲也厩舎の4歳牡馬で、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母の父キングヘイロー)。通算成績は8戦6勝。

レース後のコメント
1着 イクイノックス(C.ルメール騎手)
「大外から早めに動きました。ワイドにはなりましたが、内の馬場は良くなく、安全に乗りたかったです。大外の馬場の方が良かったです。よく来てくれました。良いスタートでしたが、良いポジションが取れませんでした。ペースが速かったので、後ろからになっても、全然心配はしていませんでした。馬は1コーナーですぐリラックスできていましたので、後方から我慢しました。宝塚記念は難しいレースで、一番強い馬でも勝つのは難しいです。内回りはトリッキーで、特に今日は内の馬場があまり良くなく、変わった結果(のレース)もありました。今日は世界一の馬が勝つことができて、よかったです。安心しました。ファンの皆様、応援してくれてありがとうございます。改めて、彼の強さを見せました。秋からは彼とのコンビでまた、大きなレースを勝ちたいです。応援してください。ありがとうございました」

2着 スルーセブンシーズ(池添謙一騎手)
「返し馬でも状態の良さを感じてゲート裏で雰囲気を出してくれていました。一発ありそうな感じでレースを進めました。レースは(ペースが)流れたのでリズム重視でした。向正面は内でロスなく、3コーナーからは手応えが鈍った馬がいたので、切り替えて外に行きました。4コーナーの手応えは抜群でした。イクイノックスやジャスティンパレスより手応えの良さを感じました。ジャスティンパレスの内を掬えると思ったら外に出てきた馬がいて、そこで切り替えるロスがありました。そこがスムーズならと思います。切り替えてからも、しっかりいい脚を使ってクビ差まで迫ってくれました。本当にスタッフがいい状態に仕上げてくれました。頑張ってくれました。ドリームジャーニーの子供だったので親子制覇を果たしたかったです」

3着 ジャスティンパレス(鮫島克駿騎手)
「前半は前にイクイノックスがいなかったですし、前を深追いせず、イクイノックスが後ろにいることを把握しながら、相手に有利にならないように進めました。3コーナーでジェラルディーナが動きましたが、もうひとつ待って、イクイノックスが来れば動こうと思っていました。自分から動いて、4コーナーではイクイノックスに突かれるような形になればと思っていましたが、イメージに近い形になりました。タフな馬場、タフな流れで、3コーナーから4コーナーは苦しくなるだろうと思っていて、手応えは許容範囲でした。直線は相手(イクイノックス)の瞬発力で一気に抜き去られてしまいましたが、最後は差を詰めるような走りができました。世界一の馬に真っ向勝負を挑みました。チャンスをもらって、勝たないといけないレースでしたが、次にチャンスをもらえるなら逆転したいです。申し訳なかったです」

4着 ジェラルディーナ(武豊騎手)
「後ろからの競馬は想定通りです。3コーナーから自分でハミを取ったので無理に抑えずポジションを上げて、直線に向いた時は勝てるかと思いました。そこでもう少し離したかったですね。まだレース中の気持ちに波があります」

5着 ディープボンド(和田竜二騎手)
「理想的には運べました。全体的に流れていたのでついて行くのが大変でした。しぶとく頑張ってくれています。最後まで伸びています。馬場も難しい中、力を出し切ってくれました」

6着 プラダリア(菱田裕二騎手)
「内が良かったのでインにこだわりました。直線の反応はすごく良く、脚を使ってくれました。乗りやすい馬でした」

7着 ボッケリーニ(浜中俊騎手)
「もう少し前のポジションが欲しかったですね。溜めるだけ溜めて一発インを狙って、いいエンジンのかかりだったのですが、直線で捌く時にブレーキをかける場面がありました。それが無ければもう少し上の着順があったかもしれません。力を付けていることを感じます」

8着 ヴェラアズール(松山弘平騎手)
「スタートは良かったですし、しっかり流れに乗っていきたいと思ったのですが、枠や並びの関係で、うまく流れにのれず、後方からになりました。最後はいい脚で伸びているのですが、もう少し前目で流れに乗りたかったです」

9着 ジオグリフ(岩田望来騎手)
「スタートは出たのですが、ミスステップのような形になりました。久々の芝で立ち遅れてしまいました。その後はリズム良く運べて、思い描いていたレースは出来たと思います。ただ、2200mで、3、4頭分外を回ったこともあり、距離の長さが出てしまった部分は反省点です。芝でもやれるところを見せてくれましたし、2000mぐらいの距離で改めてと思います」

10着 ドゥラエレーデ(幸英明騎手)
「競馬は番手ぐらいのイメージで、イメージ通りだったのですが、道中はハミがかりが良すぎるところがありました」

12着 ブレークアップ(川田将雅騎手)
「リズムのいい競馬をして、強いメンバーの中、精一杯の走りをしてくれています」

14着 モズベッロ(角田大河騎手)
「できれば馬場が渋った状態が良かったですね。あと動き出しをもうワンテンポ早く、自分から仕掛けていければと思いました」

15着 ユニコーンライオン(坂井瑠星騎手)
「自分のやりたい競馬はできました。良く頑張っていると思います」

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