9月8日(日)に中山競馬場で行われる京成杯オータムハンデ(GIII)に出走予定のアスコリピチェーノ(牝3)について、追い切り後の黒岩陽一調教師のコメントは以下の通り。
「(前走のNHKマイルカップは)結果は残念でしたが、力は示してくれたのではないかと思います。レース運びも、スタートは良かったですし、道中の走り、位置取りも含めて良かったです。最後の行き場をなくしてしまったことだけが残念でした。
夏場はどうしても調整が難しいので、そこは慎重になる部分があり、そこを含めて少し早めにトレセンへ戻ってきてもらって、帰厩当初は暑い時期ということもあり、休み明けということもあり、動きも息遣いも、最初だけは少し重苦しいところがありましたが、その後は苦しい感じが抜けてきて、暑いながらも順調に調整が進められました。
(先週の追い切りでは)1週前として、休み明けでもしっかり力を出せるように、積極的な調教をしました。時計は見た目以上に楽に出せていましたし、休み明けでも気持ちが乗ってきて良かったと思います。
先週の時点で、まだ皮一枚厚いくらい余裕があったので、(今日の追い切りでは)先週よりブラッシュアップできているか、ということと、スタートからソロっと出すのではなく、しっかり出していって折り合えるかというところを確認してもらいました。折り合いは良かったですし、最後の動きは、先週より上がっていたので、安心したところです。
中山コース自体は問題ないと思います。中山のマイルコースは枠順や展開に左右されやすい不安はありますが、自身はスタートも速く、良い位置で競馬ができるので克服してほしいと思っています。
馬房の中では『自分は強いぞ』、『私に気安く触らないで』という強さ、気高い感じはあります。最後まであれだけ強い気持ちで走ってくれるのが、良い走りに繋がっていると思います。
春の2戦は残念な、悔しい結果に終わってしまいましたが、秋初戦を迎えるにあたって、良い状態になりましたので、しっかり良い結果を出してもらいたいと思います」
(取材:山本直)

