4月6日(日)に阪神競馬場で行われる第69回大阪杯(GI)に出走予定のホウオウビスケッツについて、共同会見の奥村武調教師のコメントは以下の通り。
「(金鯱賞を振り返って)想像のついた展開ではあったのですが、やはり、逃げ馬がかなりオーバーペースで逃げていて、それを2番手で追いかける、ペース判断が難しい競馬になったかなというところです。その逃げていた馬の強さも、岩田(康誠)さんは知っていたものですから、余計に難しくなって、自分で動いていくしかない形になったので、かなり苦しい競馬になったと感じました。
(今回は中2週、中間の過程は)1週間は疲れをとって、先週からペースを上げてきました。先週末の日曜日と、今日の2本の追い切り、もともと予定していた通り、その2本で行こうと考えていました。順調に来ています。日曜日の段階で、かなりキレのある動きというか、前走に比べて、はるかに迫力のある動きができるようになっていましたので、上がってきているなと感じました。今日は岩田さんに乗ってもらいました。金鯱賞の1週前にも乗ってもらっていましたが、その時と比べたら、今の方が良い緊張感と迫力があるということで、良い感触でフィニッシュしてもらいました。
(大阪杯が)すべてのGIの中で、この馬にとってはベストの条件だと思っていました。随分前からここを目標に、ということで、オーナーと話して進んできてもらいました。一番向いている(条件)ではないかなと思っています。
(雨で馬場が渋ったら)この間の競馬でもかなりノメって走っていましたし、決して上手だなという感想はありません。なので、プラスに働くことはないと思うのですが、そんな中でも、前回の金鯱賞は、馬場が悪い中でもハナ差の接戦まで来ましたし、ギリギリこなしてくれるのではないかなと思っています。
輸送自体は非常に落ち着いていて、トラブルになる馬ではありませんので、その心配はしていません。しかし、いつも1週前から自分で体を作ってしまって、トレセンにいる時よりも、競馬の日の迫力がないと感じる馬なので、その点が気がかりですね。
(相手関係は)近年の大阪杯と比べても、なかなか良いメンバーが揃っているなと感じています。GIですから、厳しいなと思っています。
大きい舞台で勝つ姿をお見せできていないので、非常に心苦しいというか、なんとかこのまま素晴らしいところを、皆さんにお見せしたいと思っています。今回も期待していただいて、応援していただければと思います」
(取材:山本直)

