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3月31日(日)に阪神競馬場で行われる第68回大阪杯(GI)に出走を予定しているプラダリア(牡5、栗東・池添学厩舎)について、追い切り後の池添学調教師のコメントは以下の通り。

(前走の京都記念を振り返って)その前の有馬記念は負け過ぎな印象がありましたので、精神面での心配がありましたが、馬の状態はとても良く、今までと違った、一皮むけた感じがしたレースでした。展開に左右されず、しっかりと自分のリズムで走っていました。最後も外を回して、差されそうになりながら、それを差し返す精神面の強さを感じました。

(中間の気配は)前走と遜色無い状態で帰ってきました。追い切り自体は前走と変わらない印象でしたが、普段のキャンターなどでは前走よりもう一段階上にいっているという感じです。

(最終追い切りについて)連日連夜雨で、馬場が重いと思いましたので、時計は設定せず、バランスだけ整えて、崩さないように追い切りました。動きは良かったです。

(今回のポイントは)阪神の2000mは初めて走るコースなのですが、近走は自分でポジションを取ってレースをしていますので、対応してくれると思っています。あとは、馬場状態とか、枠の並びとレース展開で変わってくるでしょう。この馬は、追い切りに乗っていて、他の馬に抜かれても騎手の指示をしっかり待てます。自分の力は出してくれると思います。

(メンバーの印象は)クラシックホースも出ますし、前走より一段階ニ段階上になります。この馬もGIIを3勝と実績を重ねて、あとはGIの舞台で勝ってもらいたいという気持ちが大きいです。今回の調整過程や、馬の充実ぶりを見て、(兄弟でのGI制覇は)一番チャンスがあるのではと思っています。あとは、レースまで抜かりなく調整して、無事にゲートインして、無事に帰ってきてくれればと思います。それに結果が伴えばいいと思います。

(取材:檜川彰人)

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