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 15日(日)に中山競馬場で行われる第65回朝日杯フューチュリティステークス(GI・芝1600m)に出走するベルカント(牝2、栗東・角田晃一厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●ベルカントについて角田晃一調教師
「ファンタジーSは初めての1400mで不安もありましたが、終わってみれば完勝と言える勝ち方でしたし、さらに1ハロン延びる今回も楽しみにしています。

 コース形態を考えて、阪神よりも中山の方が直線が短いですし、脚質的にもこの馬に合っていると思ったので、ジョッキーやオーナーとも相談して朝日杯に向かうことに決めました。小倉も2回経験して、それで体重も増えていたくらいですから輸送も心配していません。

 先週自分で乗って坂路で一番時計が出ましたし、今週も武豊騎手に乗って貰って良い時計が出ましたから態勢は整ったと思います。坂路で51秒台が出てちょっと速すぎたかも、と武豊騎手は言っていましたが、それだけ具合の良い証拠だと思います。

 1600mはやってみないと分かりませんが、ファンタジーSが終わってから中間の調整も強化して、それに耐えられる体力もついていると思うので、あとは自分との戦いでしょう。馬格もあって牡馬に負けないスピードもありますから、あとは武豊騎手に任せるだけです。牡馬に混じっても遜色のない能力を持っていると思いますから、ぜひ応援をよろしくお願いします」


●ベルカントについて武豊騎手
「ファンタジーSの時は1400mは問題ないと思っていましたが、レースに行っての折り合い、いかにリラックスして走れるかを考えていました。それができれば大丈夫だと思っていましたが、実際には思った以上に馬が良いリズムで走ってくれましたね。

 また距離が1ハロン延びますが、厩舎スタッフの方々も色々工夫してくれていますし、前走はそれが出てくれました。ただ、まだ難しいところのある馬ですから...今回もどうかですが、前走のような走りが出来れば楽しみだと思います。

 色々考えて中山のほうが向いているということで朝日杯を選んだようですし、直線が短いというのは魅力があります。落ち着かせるために返し馬をどうするか、ということもこれから色々考えたいですね。

 (―今朝は坂路での追い切りでしたが)もう少し前半ゆっくり走らせたかったのですが、一気に坂路を上がってしまうところがありました。ただ、状態は良く、動きも良かったです。

 (―今回も前へ行く戦法で?)おそらく抑えられないでしょうからね...。ただ、スピードは素晴らしいものを持っていますから、そこを上手くコントロールできれば、牡馬相手でも1600mでもやれるんじゃないかと期待しています。

 (JRA平地GI完全制覇に向けて)もうあと1つまで来ていますし、ここまで来たら全部勝ちたいですね。年に1度しかチャンスはありませんし、今年達成できたらと思います。(1994年に)スキーキャプテンで2着だった時に勝ったのが角田君(フジキセキ)でしたし、今回勝てば彼にとっても調教師としてGI初勝利になりますから、何とか一緒に頑張りたいと思います」

(取材:大関隼)

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