12月12日(日)に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)に出走予定のナムラクレア(牝2)について、追い切り後の長谷川浩大調教師のコメントは以下の通り。
「(ファンタジーSは)前半でちょっと力んでしまって、その分も影響したかな、と思います。良い経験になったと思います。正直、1400メートルへの1ハロン延長は、折り合いは心配していなかった面もありますが、この時期の女の子ですし、ナーバスになった部分もありましたので、その分が影響してしまったかな、と思います。調教に関しては気の強いところをたまに見せたりしますが、乗っていてもうまくコンタクトも取れますし、ゴーサインを出せば良い反応をしてくれる子なので、折り合い面に関しては心配していなかった部分はありました。
(中間は)在厩させていただいた状態で、しっかり疲れを取って、疲れもすぐ抜けた感じだったので、そこから徐々に立ち上げたという過程です。先週は全体が54秒9で、その中でもう少しハードワークしたかったな、というのはありましたが、ずっとレースは続いていますし、その中でジョッキーも良い反応を見せてくれた、と言っていたので、うまく1週前の追い切りが出来たと思います。
(今日は)いつもこの子に関しては坂路の追い切りにしていますが、全体時計も素晴らしかったですし、仕掛けてからの反応は目を見張るものがありました。びっしり、というよりかは、騎手に前半の折り合いと、仕掛けての反応を見ておいてほしい、という指示をしていたので、すごく良い内容だったと思います。
元々、現2歳馬としては完成度が高かったですし、デビューの時は調教が足りないかな、という状況で、間隔を詰めてオープン特別を使って、小倉2歳ステークスへ行きましたけれども、馬としてはよく対応してくれたと思います。成長に関してもまだ可能性を感じるところはあります。
(強みは)瞬発力だと思います。追ってからの反応の良さ、というのは才能だと思いますし、いかに前半が重要になってくるか、というのはポイントだと思います。
正直、スプリント色が強いところはあると思いますが、しっかり折り合えればマイルはこなせても良いと思っていますし、強い馬がたくさんいる中で、何とか良い形で挑戦したいと思います。
(浜中騎手は)馬のこともたくさん考えてくれますし、何とか良い結果が出ればな、と思います。
厩舎としても重賞を勝たせてもらった馬ですし、GIにチャレンジできるのは馬が頑張ってくれているからこそなので、厩舎スタッフとしっかりケアをして本番を迎えられればな、と思います」
(取材:山本直)

