船橋競馬場(天候・晴、馬場状態・良)で行われた、第58回ダイオライト記念(第11レース・JpnII・2400m・1着賞金3200万円)は、南関東7頭、JRA4頭、他地区から3頭の合わせて14頭が出走した。
レースは、6番人気のJRAオースミイチバンが1周目の3コーナーから先手を奪い、2番手集団に船橋のトーセンアドミラルとJRAクラシカルノヴァが続き、その後2番人気JRAのソリタリーキング、圧倒的な人気を集めたJRAハタノヴァンクールは5番手を進んだ。
レースが動いたのは、2周目の3コーナー。ハタノヴァンクールが徐々に進出を開始し、逃げるオースミイチバンの直後につける。そして、クラシカルノヴァとソリタリーキングも差がなく、4頭一団となって直線へ。結局、逃げたオースミイチバンがもうひと伸びし、追いすがるハタノヴァンクールをクビ差凌いで勝利した。勝ちタイムは、2分35秒1。鞍上はJRAの川島信二騎手。さらに4馬身離れた3着には2番人気のソリタリーキングが入った。
オースミイチバンは、父アグネスタキオン、母オースミハルカ(その父フサイチコンコルド)という血統の牡4歳の栗毛馬。JRA栗東・荒川義之厩舎の所属。通算成績は15戦4勝。重賞は、去年の兵庫チャンピオンシップに続き2つ目の制覇となった。
<レース後の関係者のコメント>
1着 オースミイチバン(川島信二騎手)
「逃げることはレース前から考えていましたが、本当に上手くいきました。道中は、いいペースで楽に逃げることができたので、勝負所でハタノヴァンクールが差を詰めてきても、これなら我慢できると思いました。この馬のお母さんのオースミハルカが逃げて活躍していたので、この馬も一度逃げてレースをしてみたいと思っていました。今日は家族が応援に来てくれていて、重賞を勝てて良かったです。」
(荒川義之調教師)
「これまでも、ハナに行けたら行きたかったのですが、エーシンモアオバーなど速い馬がいたので、行けませんでした。今日は逃げてよく頑張ってくれました。中間は順調でした。ただ、賞金が足りないので、使える所を使おうということでやってきましたが、これで賞金が加算できたので、これで今後のことを考えたいと思います。この馬の良い所は、最後まで一生懸命走るところです。ただ、行き脚が速くないので、同じ逃げ馬がいたら、行かれてしまうところもあります。距離は長くても、折り合いがつくので、心配ないと思います。」
2着 ハタノヴァンクール(四位騎手)
「このメンバーが相手なら、負けたくはありませんでした。悔しいです。左回りも一回経験しているので、
ソリタリーキングを前に見ながら、レースをしていました。レースがどうのこうの言うのではなく、馬の力を信じてレースをしましたが、レースプランとしては間違ってはいないと思っています。ただ、前走の川崎記念に比べて、ゴーサインを出してからの反応が鈍かったです。今年は負けたくありませんでしたが、春の最大目標の帝王賞に向けて、また頑張りたいと思います。」
3着 ソリタリーキング(内田博幸騎手)
「ペースが遅い中、それなりに力は出しています。まだまだこれからもやれる馬だと思っています。」
(取材:小林雅巳)
お知らせ:

