ようやく涼しい朝を迎えた美浦トレーニングセンター。今朝の調教開始時刻6時の気温は18度。ひんやりとした風が吹きぬける中、多くの馬が馬場に入っていった。
朝一番に馬場に入ったフィフスペトル。同じ厩舎の馬を先導役に最後の直線まで3~4馬身の差をキープ。最後の200~300メートルで一気に抜き去るというかなり強めの調整だった。
管理する加藤征弘調教師の共同インタビューの内容は以下のとおり。
◎今回は安田記念以来4ヶ月ぶりですが、ここまではどんな経緯だったのでしょうか。
安田記念の後、ノーザンファーム信楽に放牧に出しまして、2か月ほど前に美浦に戻ってきました。
◎戻って来た時の印象はいかがでしたか。
いつもよりもゆとりがあるような感じがしたので、じっくり厩舎で調整しました。
◎調整を重ねての印象はいかがでしょう。
時間はかかりましたが、いつもどおり仕上がったと思います。
◎先週は蛯名騎手が騎乗しての調整でしたが、どのような指示を出されたのでしょう。
4馬身ぐらい後ろで最後の1ハロンまでその距離を保ちながら、それで残り1ハロンを過ぎてから一気に追い出すというような形で指示を出しました。
◎動きをご覧になっていかがでしたか。
レース2週ほど前としてはいい動きだったと思います。
◎今日の最終調整はどうでしたか。
今週に入ってから涼しくなって体が立派に映ったので、当初は半マイルからの予定だったんですが、きちっと5ハロンから長めの追い切りを行いました。
◎もともと単走(1頭)での調教かもしれないというお話でしたが、併せ馬での調整になりましたね。
先週の時点では単走と思いましたが、今週に入ってから少し体に余裕のある感じがしましたので併せ馬に変更しました。
◎最終追い切りを終えていかがでしょうか?
先週以上の状態に持ってこられたんじゃないかと思います。
◎昨年はこの時期に重賞も勝って一皮むけた印象でしたが、その頃と比べて状態というか印象はいかがでしょうか。
ある程度の年齢にもなってるんで、一度にもう一皮むけたような印象にはなっていませんが、昨年の休み明けと同じような状態には間違いなくあるとは思います。
◎休み明けは本当に結果を出してますね。
やはり休んでいたほうが集中力が増すような性格のような気がします。
◎今回はぶっつけでGIですが。
GIのペースは、ここ何戦かGIを使ってるんで、ペース慣れはしてるので、そのへんは心配はしていません。
◎ひさしぶりの1200メートルの競走ですが。
ある程度従順というか人の指示に瞬時に従う性格なので、そのあたりはあまり心配はしていません。
◎どんなレースを期待されますか。
出たなりに相手の出方を見ながら自分のペースで行きたいと思ってます。
◎レースに向けて一言お願いします。
去年は不利といいますか、行きたいところに行けなくてストレスのかかるレースだったので、今年はのびのびと走らせてあげて去年以上の結果を求めたいと思います。
(取材:佐藤泉)
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