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上り調子の明け4歳馬サクラゴスペルは条件戦を2連勝中。初の重賞挑戦がGIとなる。今朝は9時半ごろにウッドチップコースに入って前を行く2頭の馬を内から一気に抜き去る形のハードなトレーニングを行った。

 調教後の共同インタビューの内容は以下のとおり。

●サクラゴスペル(尾関調教師)

◎前回は準オープンの競走で見事な差し切り勝ちでしたがレースを振り返っていただけますか。
 ちょっと内に包まれて厳しいレースになったんですが、進路ができてからは鋭いこの馬らしい伸びを見せてくれて勝ってくれて、改めて強くなってきたなというレースでしたね。

◎2連勝ですが、どのあたりに変化を感じますか。
 夏場から秋口にかけてお休みをいただいて、だいぶトモがしっかりしてきて、なおかつ体にも成長があって、回復が調教に関してもレースに関しても早くなってきたかなという感じが、成長が見受けられると思います。

◎精神面はいかがでしょうか。
 精神面はもうちょっと成長して欲しいんですけど、相変わらず難しいところがあります、ただ1年以上スタッフも付き合ってきてるんで、逆に人間の方が扱えるようになった分成長したかなと思います。

◎中間は5週開きましたが。
 これもこの馬のプラスになっているかと思うんですけど、秋口に復帰してから2回使って1回短期放牧に出して、また同じ所に短期放牧に出す感じで、放牧先でも凄くしっかり馬の個性をつかんでやっているんで、そのへんも馬にとってプラスに出ているんだと思います。

◎調教を重ねての印象はいかがですか。
 調教に関してはいつもやればやるだけ動くタイプなんですけども、GIに向けてということで先週、今週といい調整ができたと思います。

◎具体的に今週はどんな指示だったのでしょうか。
 先週ある程度しっかりした負荷をかけて、疲れが出た部分はケアしたいと思っていたので、先週は追いかけてさらに外からという結構ハードな調整を課したんですけど、今週は競馬の週ですから気持ちその分余力は残したい部分はあったんで3頭併せの最内から行って、でもしっかり1頭で抜け出して強めにという感じですね。

◎実際の動きはいかがでしたか。
 動きもしっかりしてましたし、抜け出してからフワッとするようなタイプなんですけど、最後の最後までしっかり走ってたかなと思います。

◎これまでと比べてどうでした。
 毎回、ひとつずつ階段を上がってきて、1回毎に相手が強いところとやると思ってるんで、常にある程度上に対応できるようにと負荷をかけてきました。今回はより強い相手になりますので、しっかり負荷をかけて来ているんですけど、まだこの後(レースまで)の状態はわからないですが、現状では馬がしっかり対応してくれてきてるかなという感じは持ってます。

◎出走する初めての重賞がGIですが。
 ある程度段階を踏ませてあげたほうがいい面もあるんでしょうが、GII、GIIIにしても今回みんな高松宮記念を目標にしている馬であれば、どのみち前哨戦であっても強いメンバーも出てきますし、今せっかく勢いがあって、暑い時期よりは比較的ひんやりする時期のほうがいいなという所があるので、涼しい体調のいい時に一度チャレンジしてみたいなという気持ちですね。

◎生まれ変わった中京競馬場が舞台となりますが。
 そこが一番チャレンジするきっかけというか、この馬は左回りで実績を出しているという部分と、正直それほど1200メートルを意識して使っている馬ではないんですけど、直線が伸びて坂もできたということで、今までの高松宮記念よりは明らかにタフなレースになるだろうと予測できるということですから、その中でオーナーと相談して、少なくとも今までの高松宮記念よりはチャレンジだけじゃなくてチャンスがあるんじゃないかなという気持ちでの出走となります。

◎どんなレースを期待してますか。
 トモが成長してスタートから二の足もしっかり追走できるようになって来ているんで、そこらへんから、出たとこの位置からこの馬らしい瞬発力を活かせたらという競馬になると思います。

◎レースへ向けての気持ちをお聞かせください。
 今回、中京がリフレッシュオープンして凄い盛り上がりがあって、また出す方にとっても競馬の素晴らしさを感じているんですが、そんな中で行われるGIなのできっと盛り上がると思うんですが、その中でいいレースを競馬場にいらっしゃるファンの皆さんにお見せすることができるように頑張っていきたいと思います。

(取材:佐藤泉)


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