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阪神11Rの阪神大賞典(4歳以上GII・芝3000m)は、3番人気ギュスターヴクライ(福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分11秒8。半馬身差の2着に1番人気オルフェーヴルが、2馬身半差の3着に5番人気ナムラクレセントがそれぞれ入線。

ギュスターヴクライは栗東・荒川義之厩舎の4歳牡馬で、父ハーツクライ、母ファビラスラフイン(母の父Fabulous Dancer)。通算成績は16戦5勝となった。

レース後のコメント
1着 ギュスターヴクライ 福永祐一騎手
「追い切りに一度乗って、おとなしく乗りやすい馬だと感じていました。スタートはあまり上手くない感じでしたし、1枠でしたから出して行く競馬をしました。出入りが激しいレースでしたが、乱されずに自分のペースで行けましたし、手応えよくスムーズに加速して行けました。抜け出してからは最内の馬場のいいところを通れたのも大きかったですね。長い距離でも自在に立ち回れるのは大きな武器になると思いますし、次は相手も強くなりますが、自分の能力は発揮できると思います」

2着 オルフェーヴル 池添謙一騎手
「これだけの支持を受けていて、結果を残さなければいけない立場なのに申し訳ないです。休み明けということもあり、パドックではいつもより気合が入っていると感じました。外枠でもあり、前に壁を作って大事に乗ろうと思っていましたが、内に入って壁を作ることができず、ナムラクレセントが来たときに我慢できなくなってしまいました。3コーナーを回れずに外ラチ近くまで行ってしまいましたが、内側に馬群が見えるとまた追いかけて加速していきました。あの競馬で、またレースに戻ってここまで来るのですから怪物だと思いますが、一頭になるとああなってしまうんです。とにかく申し訳ないです」

3着 ナムラクレセント 和田竜二騎手
「出たなりで運ぼうと思っていましたが、ペースも遅かったですし、気分よく運ぶことを考えて行かせました。何かが引っぱってくれる流れになってくれればよかったのですが……。ただ、かなりいい頃の状態に戻っています。天皇賞(春)が楽しみになりました」

4着 ヒルノダムール 藤田伸二騎手
「スタートはポンと出ましたし、いい感じでした。ただ、手応えほど弾けませんでした。道悪だったからどうこうということはないはずですが……。レース運びは完璧でしたが、不利が痛かったです」

5着 ジャガーメイル 四位洋文騎手
「陣営から『前で運んで欲しい』と言われていたので、出して行きました。いい感じで運べましたが、やはり馬場に脚をとられていましたし、久々の分もあってか、最後はちょっと止まってしまいました。ただ、一度使って次はよくなると思います」


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