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東京11Rの第29回フェブラリーステークス(GI、4歳上、ダート1600m)は7番人気テスタマッタ(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分35秒4(良)。2馬身差2着に4番人気シルクフォーチュン、さらに3/4馬身差で3着に2番人気ワンダーアキュートが入った。

テスタマッタは栗東・村山明厩舎の6歳牡馬で、父Tapit、母Difficult(母の父Concern)。通算成績は24戦6勝となった。

~レース後のコメント~
1着 テスタマッタ(岩田騎手)
「思ったよりしぶとく、展開もハマりました。この馬への思いもあり、これだけのレースをしてくれたことがガッツポーズになりました。3、4コーナーは馬も自分も我慢しました。スムースでもないし、思い描いた展開でもありませんでしたが、2000mでも1600mでも最初の800m我慢出来れば弾けてくれる馬です。スタッフもよく仕上げてくれました。力はありますが、レースで舞い上がるので、その辺りが課題かと思います」

(村山明調教師)
「勝てて本当に嬉しいです。岩田騎手には特に何も言わず、すべてを任せていました。スタート良く出た割にはうまく宥めてくれて、本当にスムースにきれいにコーナーを回って、いい伸びで来るなと思いました。ただ、シルクフォーチュンが来ていましたし、ちょっと先頭に立つのが早いかなと思いました。でも、残り50mで勝てると思いました。今までGIを取り消したり、ケガも多かった馬なので、本当によくやったと思います。ここからはオーナーとの相談になりますが、無事に走ってくれればもっと大きいところを取れる馬ですし、海外(ドバイ)に挑戦したい気持ちもあります。岩田騎手には感謝しています」

2着 シルクフォーチュン(藤岡康騎手)
「思いの他、スタートの芝の部分で出て行きませんでした。ただ、この馬に合った展開になって、終いも最後までいい脚を使ってくれました。力をつけていると思います」

3着 ワンダーアキュート(和田騎手)
「道中いい感じでしたし、直線追い出してハマッたと思ったのですが…。GIを勝てる力のある馬です、後ちょっとでした」

4着 ダノンカモン(福永騎手)
「先行勢が予想外にだらしがなかったですね。トランセンドをアテにして追い出しを我慢したんですが…。その間に外から一気に来られてしまいました」

(池江泰寿調教師)
「馬は前回より良くなっていました。力は出してくれました」

5着 エスポワールシチー(武豊騎手)
「トランセンドが抜けるのをアテにしていたけれど、まさかあそこまでモタモタするとは…。少し考えすぎましたかね。道中もすごくいい感じでしたし、前が空いてくれれば伸びてきたと思うのですが…」

7着 トランセンド(藤田騎手)
「あまりに行き脚がなかったです。番手でもと思ったけれど、とにかく進んで行きませんでした。東京マイルはベストではありませんし、ズブくなっているとは思っていたけれど、この後、色々と考えて工夫をしていかないといけませんね」

12着 グランプリボス(矢作芳人調教師)
「もう少し控えて、差す走りを見てみたかったです。内枠で、砂を被る競馬をと考えていたのですが、今日は枠順と折り合い、あれだけ掛かってしまっては…。これでダートがダメと言われてしまうと悔しいですね。この後、また芝を使いますが、いつか機会があれば、またダートを使いたいと思います。この後はゴドルフィンマイル(ドバイ)を含め、マイラーズCなどから次走を考えます」


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