川崎競馬場で行われた2歳馬によるダートグレード競走(Jpn1)第62回全日本2歳優駿(1着賞金3500万円、ダート1600)は、圧倒的人気に推されたオーブルチェフ(JRA美浦・萩原清厩舎、中舘英二騎乗)が勝った。
レースは南関東から唯一頭出走の地元ヘヴンズパワーが逃げ、2番人気のメジャーアスリートがそれを追い、3番人気のヴェアリアスムーンが続く形。スタートでつまづいたオーブルチェフは序盤は後方からのレースとなった。
向こう正面でメジャーアスリートが先頭に並びかけると後方にいたオーブルチェフが一気に追い上げ3番手に進出。直線では粘るメジャーアスリートをゴール前でオーブルチェフがねじ伏せる形で交わして優勝。3着争いは際どくなったが、3番人気のヴェアリアスムーンが北海道から遠征のゴールドメダルをハナ差押えた。
勝ったオーブルチェフは父マリブムーン、母チャッターチャッター(その父ロストソルジャー)という血統の牡馬。通算成績は5戦4勝、ダートでは4戦4勝となった。
表彰式での関係者のコメントは以下のとおり。
1着 オーブルチェフ(中舘騎手)
今日は(スタートでつまずき)落っこちてしまうかと思って、(ファンから悲鳴が上がりましたが)僕が悲鳴を上げたかったぐらいビックリしました。でも馬は落ち着いていましたね。つまづいてしまった場合のことも一応考えていて、向こう正面で上がっていければと思ってはいたんですが、今日は馬に助けてもらいました。ここまで酷い(つまづき)とは思ってもいなかったので、人間がパニクってたのを馬が「落ち着いて乗れば大丈夫」と導いてくれた感じです。普通にやってれば今日も皆さんの期待に応えられるぐらい離して勝てたんですけど、ちょっと僕が無様な競馬をしてしまったんで、これぐらい(4分の3馬身)しか離せなかったのが残念です。この馬は本当にスタートも上手で折り合いも付いて本当に乗り易い馬なのに、今日は残念でした。まだまだしばらく負けられないんで、まだ応援してください。
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