大井競馬場で行われた統一ダートグレード競走(Jpn2)第45回東京盃(1着賞金3500万円、ダート1200、15頭)は、序盤8、9番手を進んだ3番人気のスーニ(JRA栗東・吉田直弘厩舎、川田将雅騎乗)が最後の直線で最内から抜け出て快勝。8月のサマーチャンピオン(佐賀)に続いて重賞連覇を果たした。
1馬身差の2着に逃げた8番人気のラブミーチャン(笠松)が粘り、3着には後方を進んだ4番人気のマルカベンチャーが追い込んだ。1番人気のセイクリムズンは伸びきれず4着。地元勢ではジーエスライカーの5着が最高の成績。2番人気のドスライスは7着だった。
勝ったスーニは父ソト、母エナブル(その父ローノーク)という血統のアメリカ産牡5歳馬。2歳の10月にJRA京都でデビューし条件戦、兵庫ジュニアグランプリ、全日本2歳優駿と4連勝。3歳になって秋のJBCスプリント(名古屋)を勝って一度は頂点に立ったが、4歳時に黒船賞(高知)、東京スプリント(大井)を勝ったもののやや低迷が続き、前回佐賀のサマーチャンピオンが1年4ヶ月ぶりの勝利だった。通算成績は30戦10勝。
レース後の関係者のコメントは以下のとおり。
1着 スーニ
(川田将雅騎手)
ここにきてようやくマジメにしっかり走ってくれるようになって、強いスーニが戻ってきてくれたので嬉しく思ってます。道中はとにかく気分よく行かせることに重きを置いて乗っていたので、あまり急かし過ぎないように、大井の場合は直線も長いですし、手ごたえよく回って来れればスーニの脚を使えるだろうと思っていました。粘っていたラブミーチャンを捉まえたのもゴール寸前でしたし、内の狭いところを強引に出させてもらってからも前との距離があったので「届いてくれ」と願って追ってました。
一度JBCスプリントをスーニと共に勝たせて頂いて、その年の頂点に立ってくれたわけですから、それから時間は経ってますけど、これからいい状態で本番に向かえるということで、何とかもう一度スーニと共に短い距離でのてっぺん(一番)に立ちたいなと思います。
2着 ラブミーチャン(濱口楠彦騎手)
レースの前は少し硬かったんですが、レースに行ったら見違えるような走りでした。こういうレースができましたし、次につながると思います。もう少し良くなれば次もチャンスがあると思います。
4着 セイクリムズン(幸英明騎手)
乗った感じはいつもと同じでした。ナイターも気にせず、1200でもいい位置につけられました。4コーナーでは前を捉まえられると思いましたが、久々の影響があったのかもしれません。これを一度使って良くなると思います。
(現地取材:大関隼)
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