川崎競馬場で行われた牝馬による統一ダートグレード競走(Jpn3)ホクトベガメモリアル第15回スパーキングレディカップ(1着賞金2500万円、ダート1600、10頭)は、スタンド前で先頭に立った2番人気のラヴェリータ(JRA栗東・松元茂樹厩舎、武豊騎乗)が、そのまま後続を寄せ付けず最後の直線で差を6馬身と広げて逃げ切り、このレース3連覇を達成した。2着に2番手を追走した3番人気のトーホウドルチェが粘り込み、早めに3番手に上がった1番人気の3歳馬アイアムアクトレスは3着だった。地方勢では後方から追い上げたトウホクビジンの4着が最高。
優勝したラヴェリータは父アンブライドルズソング、母ゴークラシック(その父ゴーンウェスト)という血統のアメリカ産5歳馬。通算成績は28戦11勝(うちJRAで15戦4勝)。重賞はこのレース3連覇のほか3歳時の関東オークス、4歳時の名古屋大賞典、今年に入ってのTCK女王盃、エンプレス杯と合計7勝。
レース後の関係者のコメントは以下のとおり。
1着 ラヴェリータ
(武豊騎手)
今日はこの馬らしい走りができたと思います。58キロの負担は乗っていては感じませんでしたが、牝馬で58キロはかわいそうだなと思ってたので心配はしてました。今日は行ける展開なら先手を取りたいと思ってましたのですが行けそうだったので思い切って行きました。道中の走りがいい時のこの馬の走りだったので、今日は力が出せるかなと道中は思っていたんですけど、58キロだったので最後まで我慢できるかは心配でした。今日は馬の状態が本当に素晴らしかったので、今日いいパフォーマンスをできないようだとこれからキツイかなと思っていたので、本当に良かったですね。(自分自身は)今週も先週(帝王賞)に続いてまた逃げ切ることができました。来週の大井(ジャパン・ダート・ダービー)にも来ますので、また応援してください。
(松元茂樹調教師)
馬が完成期にはいって充実していましたので自信はありました。最近はゲートをノンビリ出て行くようになっていましたが、今日はうまく1コーナーで外から先頭に立ってくれて、そこからは安心して見ていられました。58キロも背負っていたのに良くがんばってくれました。この後は夏休みに入って、大目標のJBCレディスクラシックの前にどこか1回使おうと思います。あと2回走って繁殖入りの予定なので応援してください。
2着 トーホウドルチェ(幸英明騎手)
3コーナーでペースが上がった時に一瞬遅れましたが、良く伸びています。今日は相手が強かったですね。
3着 アイアムアクトレス(秋山真一郎騎手)
勝った馬と5キロ差ありましたが相手が強かったですね。ナイターもコーナー4つの小回りコースも初めてと初物づくしで条件が厳しかったのかもしれません。でもまだ3歳ですからこれから良くなっていくと思います。
(取材:大関隼)
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