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29日(日)東京競馬場で行われる東京優駿(第78回日本ダービー GI)に出走を予定するオルフェーヴル(牡3 栗東・池江泰寿)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●オルフェーヴルについて池江泰寿調教師

「皐月賞は、道中いくらかハミを噛むところもありましたが、池添騎手がうまく折り合いをつけてくれました。直線も好判断で抜け出してくれて、真っ直ぐ走ってくれたのも良かったです。レースのレベルが上がったほうがこの馬にとって流れが向くという面もありましたし、折り合いを教えてきたことが身を結んだのだと思います。

最終追い切りは前半2ハロン折り合いを付けて、後半はじわっと併せて、ラストは強めにという指示。十分だと思います。皐月賞後2週間ぐらいは馬体重の回復に努めましたが、ずいぶん回復してくれて、先週今週と強い負荷をかけられました。今回の馬体重は大きなマイナスにならなければ大丈夫でしょう。

距離延長は、血統面とスタミナを考えれば守備範囲ですが、折り合いがポイントの馬ですからね。リズム良く走れるかどうかだと思います。あまりスローな展開にならなければいいですね。真ん中から内の枠で、うまく前に壁を作れるポジションがとれればと思います。

皐月賞の着差が決定的なものだとは思っていませんし、あくまでチャレンジャーのつもりで臨みたいです。日本ダービーは子供の頃からの夢。小さい頃から父(池江泰郎元調教師)の『ダービーを勝ちたい』という言葉を聞いて育ってきました。特別なレースです。まずはとにかく無事に、馬を送り出したいという心境です」

●オルフェーヴルについて池添謙一騎手

「追い切りは併せ馬で、春はこのレースが最後ですからお釣りを残さないように、ラスト1ハロンしっかりやるようにとの指示でした。折り合いもついていて、反応も良く、いい状態でダービーに臨めます。皐月賞のデキも良かったので、それをキープできればと思っていたのですが、先週今週と乗った感じでは皐月賞よりもいいのではないかと思います。

皐月賞は東京の2000mという乗り難しいコースで、ロス無く競馬することを頭に入れていました。折り合いは、途中何度か行きたがりましたが我慢してくれました。直線での手応えもよく、開いたところを割ってくれて、着差を広げてくれました。強かったですね。

今回も同じ左回りの舞台ですが、2ハロン距離が延びます。距離そのものは心配ありませんが、よりいっそう折り合いが重要になってくるのではないでしょうか。また、スタンド前からの発走ですから、落ち着いてくれればと思います。

デビュー前は簡単に『ダービーに勝ちたい』と口にしていましたが、乗るごとに簡単に口にはできないレースだと感じています。ホースマンにとっての大きな夢。皐月賞馬とのコンビでこの舞台に向かうのは、どんな感じなのかまだ分かりませんが、この馬の力を信じて乗りたいと思っています」

(取材:小塚歩)


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