15日(日)東京競馬場で行われる第6回ヴィクトリアマイル(GI)に出走予定のアニメイトバイオについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●牧調教師
「エリザベス女王杯の後すぐ、ノーザンファーム空港牧場に放牧に出しました。鼻出血もありましたから、予定としては秋くらいまで休ませようと思っていたのですが、牧場の方でしっかり仕上げてくれたおかげで、これならヴィクトリアマイルに行けそうだという感じでしたから、オーナーと相談して参戦を決めました。
3月11日に美浦に戻り、何事も無く、カイ食いも良く、週に1本、極端な追い切りにはならないよう、ジワリジワリと時間をかけて調教してきました。毎週1本やる度に、動きも息遣いもよくなっています。
3歳時に比べて背丈も伸び、体重も増えて、体も成長しています。精神的に、さらに落ち着いた感じもあります。480kgちょっとで競馬にいけそうな感じです(前走時は460kg)。
今朝の動きも、3頭併せの真ん中で、いい走りでした。先週の時点で、状態もMAXに近くなっていましたから、今朝は確認程度にやってみました。仕上がりはいいと思います。
ローズステークスの時も休み明けでしたし、久々をそんなに苦にするタイプではありませんから、意識していません。コースに対しても、この距離の前後で実績もありますし、何も不安はありません。相手に関しても、特に意識はしていません。いつも通り、力を出して、無事で帰ってきてくれれば、それだけでいいです」
●後藤騎手
「放牧先から戻ってきた時から様子を見ていましたが、まず見た目がグラマーになって、体型からガラッと変わっていたので、それにビックリしました。1週前追い切りに跨り、その見た目の変化通りに、乗った感じも変わっていて良かったです。新しいアニメイトバイオになった感じです。
鼻出血明けということもあり、慎重にならざるをえない状況ですから、あまり最初から、ビシビシ行ける感じでは無かったと思います。ですから先週の時点では、まだ余裕がある感じもしました。でも以前に比べて、オンオフの、オフの部分がはっきり伝わってくるようになりました。その分、持ち味の切れ味がさらに生かせるのではないかなという感じです。今朝の追い切りは本当に良かったので、この一追いで、しっかり競馬に向かえると思います。
去年は、お互いのコミュニケーションをはかることが、まず最初の課題で、それを築き上げる1年でした。今年は、お互いの信頼関係が出来上がった上での再出発ということで、これから高みを目指していくことだけに目標を絞れるのは、去年との大きな違いです。僕にとっても大好きな馬ですから、ファンの方以上に、僕自身がワクワクしている復帰戦です。
切れ味を生かす点に関して、東京コースは一番合っていると思います。オークスでも良いレースができていますし、今のマイナス要因は、休み明けだけです。どんな苦しい場所からでも、切れ味を使えるタフさがあります。厳しい競馬になっても、そのタフさが生きてきます。
今回は強い馬が「いてくれる」と思っています。強い相手を目標にしながら、どこまで追いつけるかというのが、本当に楽しみです。相手は日本を代表する馬ですし、牝馬の中で
強いというより、日本の中で最強という馬。その馬と一緒に戦えることは嬉しいことです。
チャレンジャーという気持ちが、自分たちを後押ししてくれています。ブエナビスタは、どういうレースをするかわかりませんが、これまでずっと、アパパネを目標にしながら、一緒に近い位置でレースをしてきましたから、今回もアパパネの背中を見ながらレースができればと思います。あとはどれだけ追いついて、抜かすことができるかですね」
(取材:中野雷太)
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