大井競馬場で行われた統一ダートグレード競走(Jpn3)第22回東京スプリント(1着賞金2700万円、ダート1200、16頭)は、好ダッシュから序盤は4番手を進んだ8番人気の伏兵セレスハント(JRA栗東・松永幹夫厩舎、福永祐一騎乗)が、直線で抜け出し快勝。
2着には5、6番手の位置から外を回って追い上げた1番人気のティアップワイルドが入り、3着に2番手を進んだ12番人気のコアレスピューマが粘った。
逃げた3番人気のジーエスライカーは4着。2番人気のヤサカファインは中団から追い上げたものの5着だった。
勝ったセレスハントは父コロナドズクエスト、母エリモシンフォニー(その父ブラッシンググルーム)という血統の牡6歳馬。2007年に新潟でデビュー。1400~1700のダートのオープン戦で堅実な成績を残し昨年5歳の8月になって佐賀のサマーチャンピオン(Jpn3)で重賞初勝利。今回が2つめの重賞制覇となった。
レース後の関係者のコメントは以下の通り
1着 セレスハント
(福永祐一騎手)
勝てて嬉しいです。最近は1400メートルがベストの馬かと思っていましたし、長めの距離も対応してくれていたので、今回一気の距離短縮でこれまでとペースが違ってどれだけ対応できるか少し心配だったんですが、うまく対応してくれていい位置に付けることができました。スピードのある馬なので思ったより楽にいいポジションが取れました。
直線もうまく捌くことができて、あとは何とか粘ってくれと思っていましたが、強い相手によく頑張ってくれました。
今回賞金の加算もできましたし、秋は大きな舞台での活躍も期待したいですね。これから経験を積んで短距離のダート界を背負って立つような馬になってくれればと思います。
僕自身は今日は9Rで迷惑をかけてしまって(1番人気で14着)、それに先週、僕の不注意で2週間の騎乗停止になってしまったので、ただでは帰れないと思っていました。結果が出せてよかったです。これから2週間修行をして大きくなって帰ってきたいと思います。
(松永幹夫調教師)
初めての1200メートル戦でどうかと思っていたのですが、上手に走ってくれました。この距離の適性がわかりましたね。この馬はずっと状態は安定していたんですが、長い距離が合わなかったせいか結果が伴っていませんでした。今日はよく走ってくれました。この後は登録している名古屋のかきつばた記念(5月3日、Jpn3)へ向かう予定です。
2着 ティアップワイルド(石橋脩騎手)
初めてのコースのためか、いつもはビュッと行ける馬なんですが、今日はテンにモタモタしてしまいました。勝ち時計の1分10秒8は走っておかしくない馬ですが、セレスハントは重賞を勝ったことのある馬ですし、この馬としても頑張っていると思います。
3着 コアレスピューマ(本橋孝太騎手)
馬場に出てから元気なく今日はダメかと思ったんですが、終わってみれば馬に落ち着きがあったというか精神的に成長していたんだと思います。最後はオッと思ったぐらいの脚でした。ペースはこの馬にとって遅くもなく速くもなくといった感じで、それもあったんでしょうが、このメンバーでこれだけ走ってくれれば今後が楽しみです。
5着 ヤサカファイン(石崎駿騎手)
最後は結構伸びているんですが、今日のレースは思ったほど(ペースが)流れてくれなかったですね。
(取材:小林雅巳)
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