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川崎競馬場では2歳馬のダートナンバーワン決定戦第61回全日本2歳優駿(Jpn1、1着賞金3500万円、ダート1600)が19時スタートの「セミナイター」開催で13頭で行われ、序盤は4番手からレースを進めた3番人気のビッグロマンス(JRA・河野通文厩舎、田中勝春騎乗)が最後の直線で抜け出し快勝。
 2着に1馬身半差で2番手から一旦抜け出した2番人気の牝馬リアライズノユメが粘り、3着に浦和のキスミープリンスが1馬身半差で続いた。1番人気のガムランは中団から差を詰めたが更に半馬身差の4着だった。

 勝ったビッグロマンスは父グラスワンダー、母グリーンヒルマック(その父ダンシングブレーヴ)という血統の牡馬。兄にJRAの重賞3勝馬サンライズマックス(父ステイゴールド)、祖母に笠松の名牝マックスフリートがいる血統。8月にJRA新潟の芝1600メートル戦でデビューし5着。その後はダート路線へ進み9月の未勝利戦、10月の特別戦を連勝。11月の北海道2歳優駿(門別)ではこのレースにも出走していた(8着)カネマサコンコルドから半馬身差の2着に惜敗していた。通算成績は5戦3勝。

 レース後の関係者のコメントは以下の通り。

1着 ビッグロマンス
(田中勝春騎手)
 この馬場(不良)なのでうまく前へ行ければと思っていましたが、その通り前へ行けて余裕を持ってレースができました。一団の競馬でしたが外を通って落ち着いてレースをしてくれました。外からマクって(一気に追い上げて)くる馬もいるだろうしタイミングに気を使いながら追い出しました。
 デビュー当初はスタートの出が甘かった馬ですが、馬がしっかりしてくるにつれてだんだんスタートも出るようになって前ほど気を使わなくなりました。最後の直線では終いは伸びるのはわかっていたので、これで差されたらしょうがないと思って追いました。
 ここへ来て中身が入って筋肉が付いてきた感じです。2歳馬ですからこれからまだまだ良くなるでしょうし楽しみです。距離が伸びても大丈夫でしょう。
 僕自身もこのレースとは相性が良く、勝てて嬉しいですね。
(河野通文調教師)
 レースについては騎手に任せていました。1~2コーナーでイケルかという感じでしたね。先週、田中勝春騎手に調教で乗ってもらって「2回りぐらい大きくなってシンが入った」と言っていましたから着実に成長していますね。今後についてはまだ白紙です。

2着 リアライズノユメ(福永祐一騎手)
 ちょっとコースに戸惑って走っていました。でも直線で良く凌いでくれていたので大丈夫(交わされない)と思っていましたが、それを外から交わされたということは相手が強かったということでしょう。距離は大丈夫です。

3着 キスミープリンス(戸崎圭太騎手)
 レースセンスのある馬でそれを生かす競馬をと思っていました。間隔を空けたのも良かったと思います。これから力を付けて更に良くなるうまだと思います。

(取材:大関隼)


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