凱旋門賞2着でファンを興奮させたナカヤマフェスタも朝一番に馬場に入り坂路へ移動。ところが坂路の入り口から少し進んだところで立ち往生。鞍上の佐々木助手が促しても後ずさり。かなりてこずらせたが3度目に引き手を取られて助走する形で坂路コースを走り出すと、何事もなかったように折り合って上々の時計をマークした。
共同記者会見での二ノ宮調教師のインタビュー内容は以下のとおり。
●ナカヤマフェスタ(二ノ宮調教師)
○凱旋門賞からここまでご苦労もあったかと思いますが。
凱旋門賞では応援ありがとうございます。頑張ってくれましたけど。ああいう結果でしたけど。使った後は非常に疲れてましたね。翌日の朝はだいぶ背中も張ってましたしね。一所懸命走ってくれたんだなと思いましたけどね。フォワ賞の後はそんなところは見られなかったんですけどね。やっぱり一所懸命走ってくれたんだなと感じました。
その後、検疫の都合もありましたんで、翌日には日本に向けて出発して(帰国後)白井の競馬学校で1週間ほど居たんですけど、徐々に疲労も取れまして、その後、牧場に行きましたら意外と落ち着いたんでしょうね。体の方も早いうちに回復してくれましたんで、それから3週間ほどして(美浦の厩舎に)入厩したんですけど、最初の調教で疲れが残ってるかなと判断したらジャパンカップには向かわなかったんですが、意外といい状態で速い調教ができましたんで、ジャパンカップへと方向を決めさせてもらいました。
その後、調教でいろいろ癖を、いろんな所で出して、ということで、これだけ長い間一緒にいてもまだ分からないなと思うところがあるなと、今日も(厩舎の)みんなで「困ったもんだ」と思ってましたけど、無事に追い切りもできたようなんで、今、その調教のビデオを見てきたんですが、普通の追い切りのようでしまいもしっかり脚が上がってましたし、状態については心配してません。
○先週、今週といろいろ苦労なさったようですが。
ウォーミングアップでダートコースに出たら止まってしまったり、今日は本当は併せ馬でしまいだけ併せようかと思ってたんですが。昨日も(軽く走らせるつもりが)52秒台の時計が出てしまって。(馬は)ケロっとしてるんですけどね。他の馬の尺度では測れないところがあるのかと思ってるんですけどね。
昔から良く癖を出す時は調子がいいと言いますんで、それを信じて。身体もだんだんとできてきましたんで。今日追い切れましたから、これで出走の準備はできたのかなと思います。
馬もリラックスしてますんで、一時の悪かった時よりはずいぶん進歩したのかと思ってるんですが、結果がそれに伴ってくれればと思ってます。
○今年初戦のメトロポロタンステークスで吹っ切れた面があるのかと思いましたが?
私もそう思って、宝塚記念へ向かっては、栗東滞在だったんですが、ある程度の感覚は掴んだつもりだったんですが、昨日今日とまた悪さをしたりして、もう少し馬のことを理解しないとだめかなと思ってます。
悪い時を知ってるんで、それに比べれば良くなっているんですけど、癖は癖で、無理して抑えないほうがいいのかと思いますが、結果が伴えばいいと思ってます。
○ジャパンカップというレースはどんなレースでしょう。
エルコンドルパサーで1度取らせてもらって、10年ぶりでまたこういうチャンスを頂いて、馬の具合もいいですし、またぜひ勝ちたいとは思ってます。
(取材:佐藤泉)
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