浦和競馬場(晴・やや重)で行われた第31回浦和記念(JpnII 2000m 1着賞金4000万円 10頭)は、前走JBCクラシックでGIホースとなったJRAスマートファルコン(武豊騎乗)が今日も逃げを打ち、直線後続を楽々突き放しての逃げ切り勝ちで圧倒的な人気に応えた。6馬身離れた2着に川崎のボランタスが入り、さらに1馬身半差の3着は船橋のディアーウィッシュ。2番人気のブルーラッドは4着、3番人気のドリームトレジャーは5着、4番人気のロールオブザダイスは6着に敗れている。
勝ったスマートファルコンは父ゴールドアリュール母ケイシュウハーブ(その父ミシシッピアン)の牡5歳栗毛馬、栗東・小崎憲厩舎の管理馬。通算成績26戦16勝、交流重賞12勝目。昨年は人気を裏切る7着に終わったが、GIホースとなった今年は圧勝。浦和記念は2008年に続き2度目の勝利。
~レース後の関係者のコメント~
1着 スマートファルコン(武豊騎手)
「前走JBCクラシックの時よりも、今日の方が落ち着いていました。状態も良いと聞いていましたので、先手を奪った方が確実だと思い、今日も逃げました。いいペースで走れて、僕は乗っていただけという感じです。状態の良さも伝わってきますし、自信を持って乗ることができました」
(小崎憲調教師)
「重賞12勝目になりますが、よく積み重なりました。以前は返し馬で引っかかり、騎手がなだめていたのですが、今日はそんなところも無く、精神的な成長が大きいですね。JBCクラシックのダメージも無く、調整もしやすかったです。昨年は、スタート直後にぶつけられるアクシデントがあったので、武騎手には「入り方だけ注意しましょう」と話しました。今のところ、年内はこれで休養の予定で、また来年、無理なく無事に使いたいと思います」
2着 ボランタス(山崎誠士騎手)
「予定より、道中はいい位置につけられました。できればスマートファルコンに抵抗したかったのですが、道中置かれてしまいました。それでも気持ちの面で上向いていますので、この状態を維持していければ、今後も楽しみです」
3着 ディアーウィッシュ(今野忠成騎手)
「出川調教師から「思い切って乗ってくれ」と言われていましたから、勝ちに行く競馬をしました。2着狙いだったら、あんなにスマートファルコンを意識しませんでした」
5着 ドリームトレジャー(戸崎圭太騎手)
「スタートで大きく躓いてしまいました」
6着 ロールオブザダイス(岩田康誠騎手)
「勝負どころで、手応えが思ったほど無く、置いていかれてしまいました」
(取材:小林雅巳)
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