船橋競馬場(晴・良)で行われた全日本2歳優駿トライアルの第56回平和賞(1600m 1着賞金1200万円)は、地元船橋の牝馬ヴァインバッハ(石崎駿騎乗)が直線内ラチ沿いから差し切り勝ち、タイムは1分43秒1。1馬身差の2着は北海道のドラゴンウィスカー、2馬身差の3着は北海道のスクランブルエッグ。1番人気の北海道イチバンボシはさらにアタマ差遅れの4着だった。
勝ったヴァインバッハは父アグネスタキオン母ドメーヌ(その父ユソネット)の牝2歳栗毛馬、船橋・出川克己厩舎の管理馬。9月24日の新馬戦2着から重賞のここへ挑戦して、初勝利が重賞制覇となり、通算成績は2戦1勝。
~レース後の関係者のコメント~
1着 ヴァインバッハ(石崎駿騎手)
「レースに乗るのは初めてですが、調教で乗っていましたから、それなりに馬の癖は掴んでいました。砂を被ると嫌がるところがあるので、それを馬が我慢してくれればと思って乗っていました。レースでは、やはり砂を被って行きっぷりが良くなくて、直線に向いても、まだ行く気になっていませんでした。残り200mで内に入ったら、砂が飛んでこなくなり、そこから伸びだしました。そこで勝てると思いました。距離は延びてもこなせますが、気性がまだ子供ですから、そこが良くなればいいですね」
(出川克己調教師)
「初戦は距離も短かったですが、今日勝つなら、スンナリ砂を被らない競馬だと思っていましたから、こういう競馬で勝つとはビックリしました。そして2戦目で、こういう競馬をして勝つのには、長年やってきても本当に珍しく驚きました。思った以上に、学習能力の高い馬です。今後は南関東だけでなく、幅広く考えて、レースを使いたいと思います」
2着ドラゴンウィスカー(水野貴史騎手)
「位置取りは、出たなりでと思っていました。外に出した時、一瞬やったと思ったのですが、内からこられてしまい、残念でした。トモに力がついていないので、その点が良くなれば、もっと強くなると思います」
(取材:小林雅巳)
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