北海道で3連勝して一躍菊花賞の主役候補として注目されるようになったトウカイメロディ。今朝は8時半前に吉田隼人騎手を背にポリトラックに登場。1頭でゆったりと走らせ最後はしっかり伸びる調整だった。
●トウカイメロディ(後藤由之調教師)~共同記者会見から
○調教の感触からお聞かせください。
元気もあるし、真面目だし、余計なこともしないし、集中していい動きだったと思います。
○前回の競走から間隔が空きましたが、その間のこの馬の調教過程はどうだったでしょう。
前回のレースは北海道札幌ですから、函館から輸送して札幌ということで札幌のレース後、直後の輸送はちょっとかわいそうかなということで1週間ほど放牧に出して、牧場ではできるだけ疲れを取るということに務めてもらって、1週間で美浦に移動したんですけど。あとは順調ですね。
○先週もいい動きを見せていたようですが。
先週も先々週も今週も良かったと思います。
○北海道3戦理想的な形で勝ち星を重ねたのではないでしょうか。
理想のローテーションかどうかはわからないですが、こういうローテーションで菊花賞に向かう馬というのはあまりいないですから、それがいいのかどうかは良くわかりませんけれど。
○前回のレースがトライアルのつもりということで、そこから菊花賞というのはある程度考えていたものでしたか。
それは北海道で競馬を使うと決めた時から結果が良ければこういう形で秋を迎えたいというつもりでいました。
○北海道での3戦は1戦ごとにレースぶりが安定してきたように見えますが。
1000万クラスの競馬の時はできるだけ前に行って馬の頑張りを見てみたかったんですけれど、レース自体がきつい競馬だったんで、その中であのメンバーでよく凌いでくれたと、あれが一番苦しかったんじゃないかと思いますけど。
○ここへ来ての成長はどう感じてらっしゃいますか。
あまり身近にいて気が付かない点はあると思いますが、以前から集中力とスタミナと、そういうものは感じさせてくれてましたから、それがレースで表れるようになったんじゃないかと思います。
○菊花賞へ向けて課題はなんでしょうか・
人の言うことは聞く馬ですから、あとは流れが向いてくれればと思います。
●トウカイメロディ(吉田隼人騎手)~共同記者会見から
○デビュー戦から騎乗されて、いよいよこの馬で菊花賞に辿りつきましたね。
そうですね。夢がつながってきました。
○デビューの頃からこの馬の感触はかなり感じられてましたか。
長い距離は持つかなということは先生(後藤調教師)と話していたんですけれど。びっくりはしてますが、助手さんとは来年菊花賞を目指して頑張ろうという話はしていたんで、本当にここまでこれたから良かったですね。
○北海道でも調教で騎乗されてますが、今日の調教はどうだったでしょうか。
先週までかなり乗り込んでいたんですが、今週は1頭で馬の行くなりに伸ばしただけなんですが、それでも結構時計は出ていたみたいなので、状態は凄くいいんだとと思いました。乗ってた感触ではそんなに(スピードを)出してない感じだったんですけど、(時計を)先生から聞いて結構出ていたみたいなので。本当に目一杯やっているわけではないので、大丈夫だと思います。
○北海道の初戦は頑張り切るレースでしたね。
結構苦しい競馬をさせてしまったので、よく馬のほうが我慢してくれたなと思います。
○2戦目は鮮やかに差し切って更に突き放す競馬でした。
2戦目の時は思ってた以上に馬が行く気になっていたので、そのまま我慢させないでそれを行くなりに行かせたんですけど、本当に強い競馬だったと思います。
○3戦目の札幌戦はスッと抜け出るセンスの良さがありましたが。
2戦目と同じような感じだったので自信を持って行きました。だいぶ経験を積んできて馬も前半も折り合いが付きますし、行くところになると反応もいいですし、僕は乗ってるだけでした。
○力を付けたと感じる点はどういうところでしょうか。
基本的に乗りやすい馬なんですけど、北海道に行ってメロディの本当の良さがわかったような気がします。折り合いが上手で前半の流れに乗って動きたい時に動けるというところですね。あとは輸送だけうまく行ってくれればいいと思ってます。
○長丁場には絶対の自信がありますか。
僕は自信がありますけどね。今度は57キロで3000メートルなんでみんな初めてですし、僕は馬を信じて乗るだけです。
○去年の菊花賞では本当にあと僅かのところでタイトルを逃してしまいましたが。
個人的なことですが、忘れ物を取りに行くつもりで頑張りたいです。
(取材:佐藤泉)
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