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めっきり秋の風景になってきた美浦トレーニングセンター。今週から馬場の開場時間が1時間早まって7時。どんよりとした曇り空の下、湿ったひんやりとした空気を受けての調教開始となった。

 開場してすぐに馬場に入ったアロマカフェは馬場内の小さな馬場(角馬場)でじっくりと体をほぐして7時20分過ぎに柴田善臣騎手を鞍上にポリトラックに入り、同じ厩舎の条件馬を先にやって直線で内から抜き去る調教。余裕を持たせたいい内容に見えた。

●アロマカフェ(小島太調教師)~共同記者会見から

○今日の調教の感触をお聞かせください。
 予定通りというか、いい動きだったですね。最終調整としては満足いくものでした。先週はゴールを過ぎてからも仕掛けたりしていたので9分9厘どころの追い切りでしたが、今週は余裕を持たせてそんなに合図を送らなくてもいいんじゃないかと思って馬なりでと指示したんですけれども、最高の動きを見せましたね。

○春の一連のレースでの成長はどう感じてましたか。
 春は福島で(ラジオNIKKEI賞を)勝った時もまだ成長途上の7割ぐらいしか行っていない印象だったんですけど、夏を越してセントライトライト記念へ向かったんですが、その頃からグンと体もしっかりしてきましたし、精神的にも大人っぽくなってきましたんで、今回の菊花賞を楽しみにしておりました。

○極端な競馬になったセントライト記念のレースぶりはどう評価されていますか。 
 着順は3着なんですが、全然悲観はしておりませんでしたし、内容からして切れのある馬には負けましたけど、僕としてはあの馬の脚質、あの馬の状態から十分な闘いはしたと思っています。

○父マンハッタンカフェと成長という点では重なる面があると思いますが。
 重なるというわけじゃないですが、お父さんも当初は弱かったですからね。体重の変化も大きかったですし、それは精神的なものだと思っているんですけれど、アロマカフェの方は少し手足に弱い面がありまして、骨が固まるまで時間を要しましたんで、そういう面を除けば似たような面はあるんですが、秋にかけて成長しているのは間違いないですね。

○いよいよこの馬の真価発揮の時ですね。
 距離も1600でもこなすんですが、どっちかというと長い距離になると他の馬が苦労するところがありますよね。気性面で引っかかるとか。アロマカフェの場合にはそういう心配がないというのがお父さんと似ているなと思います。

○騎手に向けて何か最後に指示することはありますか。
 全くありません。前回、前々回と乗った時とは違うはずだから思い切り乗ってくれということだけですね。

(取材:佐藤泉)


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