今年の宝塚記念を制して、10月3日(日)にフランスのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1・芝2400m)に出走予定のナカヤマフェスタ(牡4歳、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)について、関係者のコメントは以下の通り。
ナカヤマフェスタは現在出国に向けての検疫に入っているところで、今後は9日(月)に出国してフランスへ向かう予定。今朝は帯同馬のナカヤマスウェプトとキャンターで坂路を上がって調整した。
●ナカヤマフェスタについて、二ノ宮敬宇調教師
「宝塚記念には試行錯誤の調教をしながら、という形でレースに臨みました。気性の難しい馬なので、馬と相談しながら、どういう方法がこの馬には一番合っているのかをみんなで考えながらやった結果がいい形で出たので、これからの方向性をみんなで話し合うことが出来たという意味で、非常に大きなレースだったと思います。
宝塚記念の後は、まず疲労を取るということを主眼に置いて、あとは気分転換をさせようと思ったので、2週間くらい近くの牧場へ放牧に出しました。戻ってきてからは、日本を出るまでは強い調教が出来る前の段階まで作ろうと思っていたので、今朝も坂路で17-17ぐらいのキャンターをやりましたが、元気に上がっていましたし、今のところ予定通りに来ています。
エルコンドルパサーで海外遠征を経験させて貰いましたが、海外遠征はレースだけではなくて、準備段階から携わっている人の協力体制がないと成功しないと思っていますので、みんなで意見を出し合って、僕の考えも聞いてもらって、いい方向に向かうにはどうしたら良いかを話し合って、調教を積んできました。やはり海外遠征は何が起きるか分からないですから、どんなことにも対応出来るように、一見無駄に見えるような準備も厭わずに、120パーセントの準備を進めているところです。
やはり凱旋門賞はヨーロッパ最大のレースですし、向こうの人も、ヨーロッパ以外の馬にはタイトルを持っていかれたくない、というような気持ちでやっていますからね。そこに挑むわけですから、今までの経験が生きるような形で準備を進めています。たくさんの方々の協力のおかげで、今のところは本当に順調に、僕が思い描いている通りの進捗状況ですから、馬がこのまま無事にレースに出走できることを願っています」
(取材:大関隼)
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