良馬場の大井競馬場で行われた南関東3歳三冠の第二関門=第56回東京ダービー(SI・2000m・1着賞金4500万円・16頭)は、1番人気のマカニビスティーが人気に応え南関東3歳世代の頂点に立った(勝ちタイム2分6秒7)。
3番人気のマグニフィカが後続を引き離す逃げを打ち、ウインクゴールド、ガナール、ショウリュウが離れて先行策。2番人気の羽田盃馬シーズザゴールドは好位、マカニビスティーは後方で脚をためる展開となった。4コーナーでマグニフィカに先行集団が追いついて叩き合いになったが、離れた外から末脚を伸ばしたマカニビスティーが豪快に抜け出し、後続を1馬身1/4離して先頭でゴールを駆け抜けた。中団につけて直線内を突いた12番人気ガナールが2着で、1馬身3/4差の3着が逃げたマグニフィカ、4着がシーズザゴールド、5着はポシビリテだった。
勝ったマカニビスティーは父ゼンノロブロイ、母サクセスウィッチ(その父ブライアンズタイム)という血統の牡馬。JRAで2勝を挙げた後、今年3月に大井へ移籍して初戦の交流戦を圧勝。羽田盃はシーズザゴールドとの接戦の末ハナ差2着に敗れたが、今回は見事その雪辱を果たした。通算成績は8戦4勝(うちJRA5戦2勝)。
騎乗した戸崎圭太騎手は2007年のアンパサンド、2008年のドリームスカイに続いて東京ダービー3度目の制覇。管理する松浦備調教師は、1981年の厩舎開業から30年目で悲願の東京ダービー初制覇を飾った。
<レース後の関係者のコメント>
1着 マカニビスティー
(戸崎圭太騎手)
「一番強い馬だと信じて乗りました。羽田盃では慌ててしまい、皆さんに迷惑をかけてしまいました。今日は慌てなければ勝てると思って、じっくり仕掛けました。勝てて良かったです」
(松浦備調教師)
「感無量です。ジョッキーと調教師合わせて50年以上やってきて手が届かなかったダービーを勝てて嬉しいです。この先のことは未定です。関係者の皆様、応援してくれたファンの皆様、ありがとうございました」
2着 ガナール (岩田康誠騎手)
「一瞬の脚のある馬で、内でじっと脚をためました。前の馬があまり行かなかったので、位置が少し後ろになってしまいましたが一瞬勝てると思いました。集中力が切れるところがあるので、外を回るとダメなタイプですね」
4着 シーズザゴールド (内田博幸騎手)
「内枠を利用していい所につけられました。いい形でレースが出来ましたし、力は出せました。まだまだ上がある馬です。距離は経験でこなせるでしょう」
(取材:舩山陽司)
お知らせ:

