前日は首都圏で気温が20度を超え汗ばむような1日だったが、美浦付近の今朝の予想最低気温は1度。相当の寒さを覚悟して6時半過ぎに調教場に着いてみると、待機馬場の真ん中の温度形は5度を表示していた。曇りがちながら風もなくまずまずのコンディションだった。
馬場開場と同時に入場したサンテミリオンはウッドチップコースで3頭併せての調教。前2頭を後ろから追いかける形で最後は内にコースを取り楽に走り抜けた。
●サンテミリオン(古賀慎明調教師) 共同インタビューより
・前回の若竹賞を勝ちましたが、レースを振り返って頂けますか?
「牡馬相手のレースだったんですけれど、スタートも良く、すぐ2番手のいい位置について、道中は安心して見ていられました。4コーナーを回って直線に向いてから最後1ハロンからの抜け出しは、なかなかいい脚を使ってくれましたし、牡馬相手に良く頑張ってくれたと思います」
・牡馬相手に2馬身半差の勝利は評価できますね。
「2回目のレースで牡馬相手に強い勝ち方をしてくれましたし、デビュー戦がスローペースの時計も遅いものだったもんですから、そのへんがどうなのかという不安もあったんですが、最後もしっかりいい切れ味で走ってくれましたんで、偉かったと思います」
・前回のレースから中7週ありましたが、調整はどうしていたんでしょう?
「競馬が終わってから山元トレセンに戻しまして、疲れを取って、先々週の水曜に美浦トレセンに戻ってきました。もともと精神的にもどっしりした落ち着いたタイプの馬なんですけど、この時期の走る牝馬としては、ずいぶん落ち着いたタイプの馬だとは思ってたんですが、2回の競馬を使って戻ってきてからは、その落ち着きにもっと磨きがかかったというか、ずいぶん精神的な成長がみられますね」
・馬体のほうはどうでしょうか?
「馬体重の数字的にはそう大きな変化はないのかなと思うんですが、気持ちが成長することによって、馬体のほうもこれからどんどん成長していってくれると思うんですけれど」
・今朝の調教の内容を教えてください。
「3頭併せだったんですけれど、3番手から追走して南のウッドチップコースで5ハロンからの追い切りで、なかなか最後にいい脚を見せてくれて、いい動きだったと思います」
・今回は芝1800メートル。以前勝っているコースですね。
「デビュー戦が中山の芝2000メートル、前回が同じ中山の1800メートルですので、コースなどは同じ条件ですので心配はしてないんですが、ちょっと中山の馬場がずっと荒れてるんでね。そのへんがどうかなと思いますけど。まあ、コース的には経験済みということで、さらなるいいパフォーマンスを見せてくれればなと思っています」
・精神面以外でこの馬の長所はどうでしょう。
「とにかく手がかからないですね。調教に関しても手がかからない馬ですし。あとは前回横山典弘騎手がレースが終わって『お父さんのゼンノロブロイに似てる』って上がってきたところが、乗ってる騎手が言ってくれてるってのが、まず父親に似てるってのが長所かなと思います」
・今回はどんな戦いを見せてくれるか楽しみですね。
「3戦目で初重賞挑戦になりますので、初挑戦が初制覇になるように頑張ってくれればと思います」
・ファンの皆さんへ一言お願いします・
「まだ2回しか使ってませんので、今回3回目の競馬になるんですけど、これから超えていかなくてはならないハードルは沢山あると思うんですが、一所懸命頑張って走る馬なんで応援してあげてください」
(取材:佐藤泉)
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