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重馬場の大井競馬場で行われた新設重賞・第1回東京スプリング盃(SIII・1400m・1着賞金1500万円・16頭)は、好スタートから中団の前につけた1番人気のフジノウェーブ(戸崎圭太騎乗)が3~4コーナーで好位3,4番手に取り付くと、直線で堂々と抜け出して最後は後続を4馬身突き放す快勝で単勝1.6倍の圧倒的支持に応えた(勝ちタイム1分25秒5)。
 好位4,5番手で脚をためて直線内から伸びた2番人気スーパーヴィグラスが2着、中団から外を通って追い込んだ5番人気イーグルショウが3着だった。4着はシアトルバローズ、5着はヤサカファインで、昨年の東京ダービー4着以来の実戦だった2冠牝馬ネフェルメモリーは先手を奪って逃げたが直線で失速、9着に敗れている。

 勝ったフジノウェーブは父ブラックタイアフェアー、母インキュラブルロマンティック(その父Stop the Music)という血統の8歳牡馬で、大井・高橋三郎調教師の管理馬。2007年には地方所属馬として初めてJBCを制するなど地方競馬を代表する短距離馬として活躍を続けており、通算成績は43戦20勝(うちJRA5戦未勝利)、重賞は昨年の東京シティ盃以来6勝目で、この勝利で2007年から4年連続での重賞制覇も達成した。

<レース後の関係者のコメント>
1着 フジノウェーブ
(戸崎圭太騎手)
「やっと状態が戻ってきて、復活してくれましたね。スタートも上手く出られましたし、行く馬を見ながら折り合いさえつけば大丈夫だと思って、自信を持って乗りました。今日はフジノウェーブらしい走りを見せられたと思います。もともとJBCを勝つくらい力のある馬ですし、何とか復活できたらと思って乗ってきました。これからもJpnIホースとしてもっといい走りを見せられると思うので、応援して下さい」

(高橋三郎調教師)
「8歳ですが、気持ち良いくらい強い勝ち方をしてくれましたね。年齢的な衰えもありません。厩舎のスタッフが頑張ってくれているおかげだと思います。レースに関しては戸崎騎手に全て任せていました。この後は、4月の東京スプリントを目指していくつもりです。これからもぜひ応援をお願いします」

2着 スーパーヴィグラス (張田京騎手)
「久々に砂を被る競馬をしましたが、その割には良く頑張ってくれました」

4着 シアトルバローズ (山崎誠士騎手) 
「最近は安定してきています。やはり右回りの方が合っていますね」

5着 ヤサカファイン (有年淳騎手)
「終いは確実にいい脚で伸びますし、これなら3着はあるんじゃないかと思うくらいでした。この相手でよく頑張っています」

9着 ネフェルメモリー (酒井忍騎手)
「スピードもセンスもある馬です。ただ、息がもたなくて最後は苦しそうでした。休み明けでしたし、次は巻き返したいですね」

(取材:大関隼)


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