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晴、良馬場の川崎競馬場で行われた牝馬のダートグレード競走・第56回キヨフジ記念エンプレス杯(JpnII・2100m・1着賞金3500万円・13頭)は、2番手追走から2周目3コーナーで先頭に立った3番人気のブラボーデイジー(武豊騎乗)が直後から迫った1番人気ラヴェリータとの直線での追い比べをクビ差制した。

 ラヴェリータが2着、中団待機から外に出して追い込んだ5番人気コスモプリズムが2馬身半差の3着で地方勢では最先着。4着にはツクシヒメ、5着には今月いっぱいで騎手を引退する菊沢騎手が騎乗した2番人気だったウェディングフジコが入っている。

 勝ったブラボーデイジーは父クロフネ、母ブラボーサンライズ(その父サンデーサイレンス)という血統の5歳牝馬で、JRA栗東・音無秀孝厩舎の管理馬。ダートを走ったのはデビュー2戦目の3歳未勝利(京都ダート1900m)以来およそ2年ぶりだったが、久々のダート戦を問題にせず福島牝馬S以来の重賞2勝目を挙げ、通算成績を21戦5勝とした。

<レース後の関係者のコメント>
1着 ブラボーデイジー
(武豊騎手)
「これまで先行脚質で結果が出ていたので、逃げるか2番手がいいと考えていました。ただ、この馬にはテン乗りでしたし、ダートも久々の2回目でしたから、手探りな感じでした。1周目のスタンド前でラヴェリータがすぐ近くにいるのは分かっていましたが、相手に関係なく自分から動いて行きました。ずっとギリギリでしたが前に出ていましたから、我慢してくれという気持ちでした。今日はダートの走りがすごく良かったですし、芝でもダートでもやれる馬です」

(音無秀孝調教師)
「以前は馬に力がなかった時にダートを使いましたが、今は力をつけていますから、そのときとは比較にならないと思っていました。調教の走りや血統からも、ダートはこなせないはずはない、と思って使いました。ジョッキーには逃げても良いし、好きに乗っていいと話していましたが、実際に臨機応変に乗ってくれましたね。この後は、中山牝馬ステークスを予定していますが、方向が変わるかもしれません。オーナーと馬と相談して、次を決めたいと思います」

2着 ラヴェリータ (岩田康誠騎手)
「それなりにゲートも出ましたし、折り合いもつきました。外を回ったのは仕方が無い事です。横綱相撲で行けるかと思ったのですが…」

3着 コスモプリズム (戸崎圭太騎手)
「3~4コーナーで外に出した分もあるかも知れませんが、少し遅れましたね。ただ、また直線ではよく伸びてくれました」

5着 ウェディングフジコ (菊沢隆徳騎手)
「積極的な競馬が出来たので良かったと思います。これからはこの馬を外から応援します。パドックではこみ上げてくるものがありました。中山でのラストも頑張ります」

6着 ヤマトマリオン (幸英明騎手)
「元々気の悪いところがある馬で…良い感じだったのですが、自分からやめてしまう感じがあります。その気の悪さがレースに影響しているのかも知れません」

(取材:中野雷太)


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