お知らせ:

競馬実況web

昨夜は雪が舞った美浦トレーニングセンター。地表に積もることはなかったが、騎乗者が待機するためのベンチや車の窓ガラスは白く雪化粧していた。
 気温1度の7時に調教開始。一段落した8時。先週の騎乗を断念してここ1週リハビリに努めてきた内田博幸騎手が会見場に現れた。

◎何より気になる怪我の状態ですが・・・
「トレーニングなど馬に乗るための準備は常にしてきたんですけど、本当に100パーセントの力で乗れる感触があと1週か2週じゃないかと。1、2週のうちには100パーセントで行けると、そういう自信はあったんですけど、(今も)乗れる状態では十分にあります」

◎今週の騎乗についてはどうでしょうか?
「1頭だけ。GIだけ限定にしたいと思ってます」

◎先週復帰という話もありましたが、先週はどんなできごとがあったのでしょう?
「調教(騎乗)を始めまして、ちょっと傷めたところをひねってしまって、悪化してしまったために、自分の実力の100パーセントで出られないなと。この状態だと関係者の皆さん、またファンの皆さんに迷惑がかかるんじゃないかと思って(先週の騎乗を)取り止めにしました」

◎実際馬に跨った時のご自身の感触はどうだったんでしょう?
「じっとしていれば全然痛くないんですけど、やはり身体を動かして自分のペースではなく馬のペースで乗らなくてはいけないことになるとどうしても庇う部分が出てきてしまって、その中で痛みも出てきてしまって、気持ちの面でもマイナスイメージを考えてしまうと、また痛みが出てくると庇ってしまうんで」

◎その後はどうでしょうか?
「そのあとはずっと治療やいろんなことをして、(馬に乗らないところで)早く復帰できるように努めてきました」

◎今日の調教での騎乗はどんな感触だったでしょうか?
「思ったより(怪我した腕の具合は)いい状態だと思います。で、今週は1鞍限定での騎乗ということになりました」

◎その1鞍、サクセスブロッケンの騎乗ですが・・・
「僕の方から100パーセントの状態で乗れなければ申し訳ないと思ったので、藤原先生やオーナーに、こんな状態で乗るのも申し訳ないので、誰かいい騎手がいたら乗り代わってもらって挑んでもらったらどうですか?とも提案はしたんですが、馬主さんも先生も内田で行きたいと強い意志でしたし、それに自分も応えるような気持ちで、今出来る限りのことをして、今の実力で一所懸命にやっていきたいと思います」

◎落馬の後には焦りのようなものもあったと思うんですが・・・
「正直言うと、落ちた当日、(騎乗予定馬が他の騎手に)乗り代わって・・・。乗り代わること自体が悔しくて。でも痛みが全然引かなくて強くなってきたこともあって、この状態じゃ無理だなというのもあったし、レントゲンを撮ったら(骨が)折れていたのがわかったので。気持ち的には当日、次の週とか当然競馬を見ますから、何でオレはこの場にいないんだろうというのがね。1ヶ月も経っちゃうとね、何か中央競馬の騎手じゃないような感覚になってね」

◎フェブラリーSから再スタートになりますが、去年の勝ち鞍を追い越すような思いもご本人の中にあると思いますけど・・・
「ちょっと休みは増えましたけど、こんなのは言い訳にならないんで、何とか一歩一歩上位に近づいて、いいレースをファンの皆さんに見せられるような騎乗ができればいいと思います」

◎フェブラリーSはかなり厳しいレースになるんじゃないかなと思いますが、休養中にどんな分析をされてますか?
「芝からダートに(路線)変更になった馬も沢山いるんで、どんな流れになるか、正直じっさいレースをやってみないとわからない。ある程度イメージトレーニングをして、あとはブロッケンのいい所を出したいなと思います」

◎不安なところはないですか?
「やると決めたら不安はないです。気持ち的にマイナスイメージを持ってしまうと、レースではもっとマイナスになってしまうんで、逆に強気のイメージで行かないと平常心を保てないので、強気に行こうと思います」

◎明日からレースまでどう過ごしますか?
「イメージトレーニングと身体が競馬から遠ざかってるので、休んだ分を補えるような筋力や柔軟性を日曜日に向けて自分に付けていきたいと思います」

(共同記者会見より~取材:佐藤泉)


お知らせ

お知らせ一覧