晴、良馬場の大井競馬場で行われた重賞の第1回勝島王冠(SIII・1800m・1着賞金1500万円・16頭)は、中団につけていた1番人気セレン(石崎隆之騎乗)が直線残り200m付近で逃げるヴァイタルシーズを外から捉えると、一気に後続を3馬身半突き放して快勝した(1分54秒1)。3番人気マズルブラストが追い込んで2着、1馬身1/4差の3着に11番人気ヴァイタルシーズが粘った。さらに2馬身差の4着が2番人気バグパイプウインド、5着がロイヤルボスで、今年の東京ダービー馬サイレントスタメンは10着だった。
勝ったセレンは父マーベラスサンデー、母ハイエストデイ(その父ブライアンズタイム)という血統の4歳牡馬で、船橋・佐藤賢二調教師の管理馬。昨年5月に3勝目を挙げた後休養に入ってクラシック戦線には無縁だったが、4歳になってから本格化を見せ順調にクラスを上げ、重賞初挑戦となった10月1日の東京記念でも2着と健闘。前回10月28日の京成盃グランドマイラーズで重賞初制覇を飾っていた。通算成績は18戦11勝、この勝利でセレンは東京大賞典(JpnI)への優先出走権を獲得した。
<レース後の関係者のコメント>
1着 セレン 石崎隆之騎手
「ペースが遅かったので、いつもより前でレースをしました。抜け出す時は気分が良かったですね。だんだんと馬が力をつけてきています。以前よりも大きく成長していて、最後に出す力が変わってきました。
東京大賞典はJRAのGI馬が出てくるのでレースが違いますが、なんとか頑張りたいですね」
1着 セレン 佐藤賢二調教師
「勝てて嬉しいです。掛かる面があるので心配していたのですが、よく頑張ってくれました。ペースが遅いとは言え、いつもよりも早めの競馬をして、最後に脚が使えるか分かりませんでしたが、ピシッと伸びてくれました。強い競馬でした。
ただ、最後は内にささっていたので、これから強い相手と戦うために、まっすぐ走らせる様に矯正していきたいと思います。
この後は東京大賞典を目指します。地方競馬を代表する馬になれる様に頑張りますので、応援お願い致します」
2着 マズルブラスト 戸崎騎手
「ペースが遅すぎました。道中、外から動いてみたのですがペースが上がらなくて、瞬発力勝負になってしまいました。切れ負けです」
3着 ヴァイタルシーズ 水野騎手
「展開に恵まれました。距離は長かったのですが、これだけペースが遅ければこなせますよ」
9着 ブルーヒーロー 真島騎手
「どうやら疲れがあった様です」
(取材:舩山陽司)
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