大井競馬場の重賞サンケイスポーツ盃第20回トゥインクルレディー賞(1着賞金2000万円、ダート1600)は、マダムルコントが出走を取り消して13頭で行われ、序盤は後方に位置した3番人気のフサイチミライ(荒山勝徳厩舎、今野忠成騎乗)が3コーナーで一気にスパートし4コーナー先頭から後続の追い上げを振り切って快勝。一昨年7月に厩舎を開業した荒山勝徳調教師は嬉しい重賞初勝利。
2着に好位置4~6番手を進んだベルモントプロテアが続き、逃げた5番人気のキープザチェンジが3着に粘った。1番人気のツクシヒメは2番手を進んだものの4コーナー手前でズルズル後退しブービーの12着、4番手集団にいた2番人気のデザートレジーナも全く伸びを欠いて11着に敗れた。
勝ったフサイチミライは父エンドスウィープ、母フサイチヨーコ(その父アンバーシャダイ)という血統の6歳馬。
3歳の春にJRA新潟でデビューしたが4戦未勝利で名古屋へ転入し2勝を挙げてJRAへ戻ったが、その後4戦して勝てず昨年から園田へ転入し兵庫サマークイーン賞、園田チャレンジカップの重賞2つを含む6勝を挙げた。そして昨年末から大井へ転入しC1クラスからスタートして5勝を挙げて今回が南関東での重賞初挑戦だった。通算成績は33戦14勝。地方競馬での収得賞金は4147万6000円と4000万円を超えた。
<関係者のコメント>
1着 フサイチミライ
(今野忠成騎手)
今日は1500勝を達成したうえに重賞を勝てて最高の1日です。前回と前々回のレースをVTRで見て自分が思ったとおり長くいい脚を使ってくれました。なるべく内に詰まらないようにとの指示でしたが、あそこまで下げないと外に出せないのであの位置になりました。この結果は関係者がうまく仕上げてくれたもので、僕は乗ってただけでしたね。
(荒山勝徳調教師)
ゴール前は力が入って周りに調教師の皆さんがたくさんいたのにヨッシャーっと大きな声が出てしまいました。馬の調子としては本調子に今ひとつでしたが、良く頑張ってくれました。今野君はテン乗りでしたが120パーセントの力を出してくれましたね。今後ですが、とにかくこのレースを目標に仕上げてきたので、しばらくゆっくりさせたいですね。
2着 ベルモントプロテア(石崎駿騎手)
ちょっと焦りましたね。進路を迷って外を追い上げたんですが、ちょっとゴチャついてしまって。あれがなければ勝っていたと思います。
5着 ミスジョーカー(本橋騎手)
状態は良くなかったんですが、追い切りを軽くしたのが良かったんでしょうね。よく走ってくれました。
7着 シスターエレキング(桑島騎手)
逃げたかったんだけどね。全然進んで行きませんでした。
12着 ツクシヒメ(山田信大騎手)
今日は行きっぷりが全然良くなかった。
(取材:小塚歩、大関隼)
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