大井競馬場で行われた重賞の第30回サンタアニタトロフィー(SIII・1600m・ハンデ・1着賞金1500万円・16頭)は、先行集団の直後に構えた2番人気のブルーホーク(坂井英光騎乗)が直線に入って抜け出し、内を突いて追い上げてきた4番人気のクレイアートビュンの追い上げを半馬身差振り切って初の重賞制覇を果たした。
2着から3馬身後方で石崎親子の接戦となった3着争いは父石崎隆之騎乗のマンオブパーサーがハナ差制している。5着に逃げたロイヤルマコトクンが粘り、1番人気に推されたコウエイノホシは後方から伸びを欠き10着だった。
勝ったブルーホークは父ブラックホーク、母エンゼルプリンス(その父ロイヤルスキー)という血統の牡5歳馬。昨年は7月から6連勝でオープンに上り詰め、初の重賞挑戦だった12月の東京大賞典では7着。その後休養に入り今回は7ヶ月ぶりの実戦だった。
<レース後の関係者のコメント>
1着ブルーホーク
(坂井英光騎手)
2番人気だったのはちょっと悔しかったです。
この馬には自分の形があって、揉まれずにスムーズな先行が条件なのでスタートだけに気をつけました。2、3番手が一番の位置取りだと思ってましたので理想の位置が取れましたね。
今日はパドックでも久々ながら堂々と周回してましたから状態も良かったんでしょう。
直線で早めに抜け出してから最後は内から的場さんが迫ってきて、祈るような気持ちで追ってました。良く頑張ってくれました。
ハンデ差は気にしてはいませんでしたが、軽ければ軽いだけいいわけで54キロもよかったんでしょうね。
調教試験ではちょっと重い感じがあて、お手馬のコウエイノホシも強いのでどんなレースになるのかと思ってましたが、スタッフの努力に応えられて良かったです。
今回休み明けのレースをクリアしましたから、今後に期待が広がりますね。
(月岡健調教師)
休み明けは心配でしたがいい結果が出てよかったですね。調教試験の段階ではちょっと重かったんですが、ピークはここ(レース)に持ってこようと思っていたので気にはしてませんでした。間隔は空いてましたが、思ったより堂々としていました。自力も根性もあるし、今日は坂井騎手も上手に乗ってくれました。
本当に走る馬なのでこれからもケアしながらスタッフと団結してやっていきたいと思います。長期休養明けでここを全力投球だったので今後のことについては未定です。
2着クレイアートビュン(的場文男騎手)
4コーナーでは勝てるかと思ったんだけど、ハンデの差だね。いい所に付けられたんだけど。
3着マンオブパーサー(石崎隆之騎手)
初めて乗ったけどマジメに走ってるよ。少しモタれる面があったね。でもよく頑張ってるよ。
4着ベルモントサンダー(石崎駿騎手)
惜しい。いい頃の状態にだんだん戻ってきてますね。距離もマイルまでなら十分こなせますよ。
5着ロイヤルマコトクン(御神本訓史騎手)
使った上積みはあったりペースは普通の感じで行けて粘ったんだけどね。まだ気合乗りがあと一息だったかな。
7着シーチャリオット(佐藤裕太騎手)
一瞬行くか(勝つか)と思ったんですけどねえ。ただ、気持ちはだいぶ前向きになってきてますよ。
10着コウエイノホシ(今野忠成騎手)
2コーナーでもう手ごたえがありませんでした。前回走りすぎた反動もあるのかもしれません。
(取材:小林雅巳、大関隼)
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