曇、重馬場の川崎競馬場で行われた3歳牝馬のダートグレード競走=第45回関東オークス(JpnII・2100m・1着賞金3200万円・14頭)は、JRAのラヴェリータ(岩田康誠騎乗)が2分15秒5のタイムで勝ち、初重賞制覇を飾った。
アンペアが先手を取り、サクラミモザが2番手を追走。ラヴェリータは3番手につけ、マイティースルーとツクシヒメが直後の好位、2番人気のダイアナバローズ、3番人気のモエレエターナルは中団につける展開。しかし3コーナーで満を持してラヴェリータが先頭に並びかけると、直線では一気に後続を引き離して5馬身差をつける完勝、単勝1.3倍の圧倒的人気に応えた。6番人気ツクシヒメが渋太く伸びて2着、逃げた8番人気のアンペアが3着に粘って3連複は19200円、3連単は53160円と好配当になった。マイティースルーが4着、サクラミモザが5着で、モエレエターナルは6着、ダイアナバローズは9着に敗れている。
勝ったラヴェリータは父アンブライドルズソング、母ゴークラシック(その父ゴーンウエスト)という血統で、JRA栗東の松元茂樹調教師の管理馬。前回5月23日の昇竜ステークスに続く連勝で通算成績は8戦4勝、ダートでは5戦4勝3着1回と底を見せていない。
<レース後の関係者のコメント>
1着 ラヴェリータ
(岩田康誠騎手)
「スピードを生かして先行逃げ切りを考えていましたが、ゲートで後手を踏んでしまいました。ただ、レース運びの上手い馬なので道中はうまく折り合いをつけて行くことが出来ました。いいスピードがありますし、レースでも折り合ってくれるのが一番良い所ですね。牡馬にも匹敵する力を持っていると思います。まだまだ強くなりそうです」
(松元茂樹調教師)
「スタートのタイミングが合わずにハナに行けなくて心配しましたが、上手くレースをしてくれて、強い勝ち方でした。2周目の3コーナーで手応えが良かったので、何とかなると思いました。距離を心配していましたが、かかる馬ではないので克服してくれると思っていました。このまま順調に育ってほしいですね。この後もダート路線を使って行きます」
2着 ツクシヒメ (坂井英光騎手)
「砂を被ると嫌がるところがあるし、ゲートがうるさい馬なんです。前回は大外だったので大丈夫でしたが、今回は真逆の最内枠でどうかなと思っていました。それでも2つの課題をクリアしてくれましたし、収穫がありましたね。まだ腰が緩いので、夏を越してもっと良くなってくると思います」
3着 アンペア (的場文男騎手)
「相手が強いし、馬込みがダメなので、この作戦しかないと思っていました。道中は超スローでしたからね」
4着 マイティースルー (御神本訓史騎手)
「砂を被っても大丈夫だったし、ダートの走りは良かったですよ。瞬発力タイプではなく長くいい脚を使うタイプなので、もっと速めに動ければ良かったかも知れません」
9着 ダイアナバローズ (内田博幸騎手)
「フラフラして追走出来ませんでした。走りもバラバラで、馬に少し疲れがあるのかも知れません」
(取材:小塚歩)
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