31日(日)東京競馬場で行われる第76回日本ダービーに出走予定の皐月賞2着馬トライアンフマーチについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●清山助手
「最終追い切りは、スタッフで調整しました。併走で、前に馬を置いて、仕掛けの反応やフォームを色々チェックしましたが、及第点を与えられる動き、内容でした。一番の目標であるダービーに向けて、細心の注意を払って、メニュー通りにこられました。恥ずかしくない状態に仕上がっています。
この中間は、2週続けてウオッカの調教パートナーを務め、ウオッカの走り、雰囲気に慣れてもらいました。その他ポップロックなど、錚々たるオープン馬の胸を借りてやってきて、走りの勉強になったと思います。
デビュー当時は心身共に幼く、武幸四郎騎手も大変だったと思いますが、色々教えてきてくれましたし、馬も高いレベルでクリアしてきてくれました。
先行したり、中団につけたり、ポジションにこだわることなく競馬をしてきましたが、さすがに皐月賞の位置取りにはビックリしました。血統も良いし、素材の良さを生かせればチャンスはあると思っていましたが、非常に収穫の多いレースでした。ダービーに向けて、期待の方が大きい状況で、スタッフ一同、いいムードできています。
距離に関しては全く心配していません。調教から、左回りも心配ありません。前走で素晴らしい脚を使いましたから、良馬場にこしたことはありませんけど、渋ってもこなしてくれると思います。
偉大な先輩に、調教でも胸を借りてやってきました。そのウオッカが強い競馬をしてくれましたので、それに続けるといいですね。競馬場に足を運んで応援していただけたらと思います」
●武幸四郎騎手
「元々、凄く期待していた馬で、皐月賞ではあまり人気が無かったけど、僕自身は、うまくいけばやれると思っていましたし、よく頑張ってくれました。最後方からの競馬は、前もって考えていたわけではありません。ゲートでじっとしていることができず、何回かに1度は出遅れる馬なので、それも頭にあって、ああいう形になりました。あれくらいの脚は使える馬だと思っていたので、新しい面が出たという思いはありません。まだ未勝利を1つ勝っただけの馬が、大舞台であれだけ走れたわけですし、やはり走る馬だと思いました。
この馬は、短期間に凄く良くなりました。皐月賞前に急激に良くなって、その後もずっと乗ってきましたが、成長を続けています。ウオッカのような強い馬と一緒に調教してきましたし、そういうことが、プラスになっていればと思います。
お父さんはダービー馬ですが、お母さんが桜花賞馬ということで、距離に関しては心配されますけど、僕は大丈夫だと思います。左回りも全然大丈夫、道悪も問題ありません。ここまで順調にこられましたから、あとはスムーズなレースをして、勝てれば最高です。
これだけ人気になる馬でダービーに出るのは初めてですから、力が入っています。何度か乗って、負けてきましたから、空回りしないように、自然体で臨みたいと思います。
この馬を、何とかダービー馬にしたいし、僕もダービージョッキーになりたいですから、頑張ります」
(取材:中野雷太)
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