12日(日)阪神競馬場で行われる桜花賞(JpnI)に出走を予定するヴィーヴァヴォドカ(牝3 美浦・勢司和浩)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●ヴィーヴァヴォドカについて勢司和浩調教師
「前々走で控えるレースをしたら気分良く走れなかったものですから、前走は気分良く行かせるように指示しました。ジョッキーもうまく乗ってくれましたね。直線でももうひと伸びする脚を見せてくれましたし、よかったです。抑えて終いを生かす競馬が彼女にとって良くないというのが分かりましたから、気分良く走らせるのを第一に考えて桜花賞を迎えたいと思います。
オーナーにご理解頂いて、無理のないローテーションでここまで来られましたから。馬にとっても良かったのではないでしょうか。休ませたことで成長が見えましたしね。ただ、スマイルトゥモロー(オークス馬)も完成度の高い馬ではありませんでしたが、それに比べてもまだ完成度の面では低いですね。この時点で重賞を勝ってくれたわけですから、今後により期待できるのではないでしょうか。
最終追い切りは坂路で、いい感じで終えることができました。彼女も気持ち良さそうに走っていましたし、不安な部分が無いので、いい状態でレースに向かうことができます。
レースでは、やはりどれだけ気持ち良く走らせるかが鍵なので、ジョッキーに任せて、気持ちよく走らせてくれればと思います。ジョッキーは逃げ宣言をしていると思いますので、思い切りのいいレースをして欲しいですね。前回とは相手が違いますが、挑戦者の立場で頑張ってもらいたいです」
●ヴィーヴァヴォドカについて村田一誠騎手
「前走は枠順の関係もあって、うまいこと逃げられましたね。馬も思ったより楽に、気分良く走っていましたし、4コーナーを回っても手応えがありましたから。直線でも脚を使ってくれて、凌いでくれました。初騎乗した感触は、まだ力をつけていないなあ、という感じ。ただ、背中はいい馬でした。レースでも少し厳しいかなと感じていたんですよ。それで馬場に出て返し馬でキャンターしたら、『あっ、いい馬だな』って。人気も無かったし、シメシメと思いましたね。
まだ素質だけで走っている感じですね。これからまだまだ変わってきそうです。今回はコース云々よりも、この馬の競馬が出来るかどうかです。気持ちよく走らせてあげることが優先ですね。最後の長い直線は、この馬にとってあまりよくないかもしれませんが、後続が来る前にリードを広げて、セーフティリードを取れるぐらいの競馬をしてみようかと思っています。
(「やはり逃げの形が合う?」の問いに)大一番で冒険もできませんからね。今回も行きます。
(「逃げ宣言ですか?」の問いに)そうですね。2~3番手でも競馬はできると思うのですが、他に逃げそうな馬もいませんからね。それならこの馬の競馬をするために、ハナに行こうと思っています。レースに向けて順調のようですし、また今回も人気が無いので、そういう部分では楽しみですよ」
(取材:小塚歩)
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