大井競馬場では重賞TOKYO MX賞第19回東京シティ盃(1着賞金1500万円、ダート1200)がパフィオペディラムが出走を取り消して12頭で行われ、2番手を進んだ圧倒的人気のフジノウェーブ(大井・高橋三郎厩舎、御神本訓史騎乗)が、久々の短距離戦ながら逃げた6番人気のトップサバトンとの競り合いをクビ差制して5つ目の重賞タイトルを獲得した。
3着に中団から追い込んだ人気薄の牝馬ブリュネルが続き、3連複、3連単は万馬券となった。
勝ったフジノウェーブは父ブラックタイアフェアー、母インキュラブルロマンティック(その父ストップザミュージック)という血統の牡7歳馬。
2歳9月に笠松でデビューし翌年秋から大井に転入。4歳5月から10連勝で5歳3月の東京シティ盃、4月のマイルグランプリを連勝。5歳秋には地元大井で行われたJBCスプリントを勝ってJpn1のタイトルを獲得。昨年は10月の東京盃を勝ったほかは惜敗が続いたが、今回はJpn1勝馬の底力を見せ付けた形だ。
通算成績は36戦18勝。オープン入り後は大井の1200メートルでは6戦5勝(うち重賞4勝)2着1回と安定した強さを見せている。
レース後の関係者のコメントは以下の通り。
1着 フジノウェーブ
(御神本訓史騎手)
最後にトップサバトンに追い詰められてヒヤっとしたので、ゴール後はほっとしてます。1200メートル戦はスタートが重要ですから集中していました。今開催は馬場もちょっと特殊な感じなので流れを見ながらレースを進めました。
最後(差し返す形で)追ってきたトップサバトンとは短距離戦で当たるのは初めてでしたが、以前に乗ったことがあって能力の高さは知っていましたから怖い存在と感じていました。やはりいい脚を使いましたね。
フジノウェーブは去年は東京盃の1勝だけでしたが2年連続で最優秀短距離馬のタイトルを頂きましたからね。今回はその意地を見せられたと思います。
地元でいいスタートを切れましたから今年も大きなレースを狙っていきたいと思います。
1着 フジノウェーブ
(高橋三郎調教師)
負けられない気持ちもありましたし、勝ててホッとしました。最後は頭を上げてしまい詰め寄られましたが、そこは乗りなれたジョッキーだから、持ちこたえてくれました。
兎に角、今年最初のレースで良い結果が出せたのですから、今年も南関東を地方競馬を引っ張る存在になってくれると良いですね。今後は4月8日の東京スプリント(大井・1200m)から、5月4日のかきつばた記念(名古屋・1400m)に向う予定です。今年の大目標は11月3日のJBCスプリント(名古屋・1400m)です。応援お願いします。
2着 トップサバトン
(戸崎圭太騎手)
一発あると思っていました。最後は盛り返してくれたし、馬は上手に走ってくれました。
3着 プリュネル
(山崎誠士騎手)
短い距離は良いですね。このくらいの距離の方が力が出せます。4月のしらさぎ賞が楽しみになりました。
(取材:舩山陽司)
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