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京都11Rのきさらぎ賞(3歳GIII・芝1800m)は、1番人気リーチザクラウン(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分48秒9。3馬身半差の2着に2番人気リクエストソングが、1馬身3/4差の3着に10番人気エンブリオがそれぞれ入線。

リーチザクラウンは栗東・橋口弘次郎厩舎の3歳牡馬で、父スペシャルウィーク、母クラウンピース(母の父Seattle Slew)。通算成績は5戦3勝となった。

★アラカルト★(すべてJRA京都広報室より)
・3馬身半差の勝利
 リーチザクラウンは2着リクエストソングに3馬身半差をつけて勝利。これはグレード制が導入された1984年以降のきさらぎ賞において、1998年に父スペシャルウィークが2着のボールドエンペラーにつけた着差と並び最大着差となった。

・逃げ切り勝ち
 これでリーチザクラウンは5戦3勝となったが、3勝はいずれも逃げ切り勝ち。きさらぎ賞における逃げ切り勝ちは2007年のアサクサキングス以来となった。

・父子同一重賞制覇
 リーチザクラウンの父スペシャルウィークは、リーチザクラウンと同じ臼田浩義氏の所有馬で、今回と同じ武豊騎手が騎乗して1998年のきさらぎ賞で重賞初制覇。
 きさらぎ賞の父子制覇は父リードワンダー(1981年)、子マイネルフリッセ(1988年)以来2組目となる。

・武豊騎手、きさらぎ賞5勝目
 このレースの勝利は1988年のマイネルフリッセ、1995年のスキーキャプテン、1998年のスペシャルウィーク、2000年のシルヴァコクピットに続く5勝目で、実父である武邦彦元騎手(現調教師)の5勝に並ぶこのレース最多勝利騎手となった。

・武豊騎手、3週連続重賞勝利
 これで今年の重賞は、京都牝馬S(GIII)のチェレブリタ、共同通信杯(GIII)のブレイクランアウトに続き3勝目となり、福永祐一騎手とともに重賞勝利ランキングトップに立った。

レース後のコメント
1着 リーチザクラウン 武豊騎手
「強かったですね……。今日は抑えられたら、と思ってはいたのですが、スタートもよく、無理に抑えてもいけないだろうと思い、ハナを切りました。最後はセフティーリードがあると思って、抑えましたよ。能力の高さはわかっているので当然期待していますよ」

橋口弘次郎調教師
「あまり手放しで喜べないですねぇ……。期待が大きいだけにね。勝ちましたけど、今日も体が減っていましたよね。食べ続けても身にならないんだなぁ、きっと。加えてテンションの高さですよ。未勝利、500万と連勝した頃はまだ良かったけど、使うごとにテンションが高くなっていって、今日だってテンションはずいぶん高かったでしょう? 先行きは決して明るいものではないでしょう。一応、勝つことは勝ったので、これで皐月賞までは使いません。あと2ヶ月のうちに立て直すことができるかどうかに懸かっています」

2着 リクエストソング 後藤浩輝騎手
「力は示せましたね。ただ、リーチザクラウンは向正面でちょっとかなわないかな、と思いましたので、自分のリズムで走ることに目標を切り替えました。周りもゴチャゴチャしていて、巻き込まれたくはなかったので、走りやすいところを選んで走らせました。前走時よりも全体的にレベルアップしていましたよ」

3着 エンブリオ 安部幸夫騎手
「道中、ゴチャゴチャして3コーナーでは不利があって、後ろに下がってしまいました。ただ、関係者から終いは伸びると聞いていたので、最後に賭けました。よく伸びてくれましたよ」

5着 キタサンガイセン 安藤勝己騎手
「3コーナーで不利を受けて、少しバランスを崩したけどね。それでも最後はひと伸びしてくれて、2着にでもなったらこの先期待できるんだろうけどね。それでも新馬の頃に比べたらずいぶんと馬がしっかりしてきましたよ」


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