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急に季節が進んだ形で一気に寒くなった。とは言ってもこの季節、普通の寒さなのだが、今朝調教開始前6時半の美浦の気温は5度。風がない分そう寒さは感じなかった。イチョウ並木の黄色が鮮やかさを増している。

 好天のもと調教が進み、10時過ぎにウッドチップコースに登場したスマイルジャック。菊花賞では騎手との折り合いを欠く悪い面が出てしまい16着と思わぬ大敗を喫したわけだが、今回は距離を一気に縮めて再起を図る。
 今朝の調教は軽く流して最後の直線で気合を付ける形。しかし、最後の200メートルの伸びはさすがと思わせるものだった。

●スマイルジャック(小檜山調教師)

 菊花賞は不完全燃焼といった競馬で。ただ帰ってきてからそんなに馬がガックリきた感じもなくて、翌週の週末に調教でも流してみようかって感じでいてくれたもんですから、オーナーと相談して、できるんならマイルチャンピオンシップに行ってみようかということになって、それもすぐに決断できるような状態でした。

 皐月賞、ダービー、菊花賞と3冠レースがあって、ダービーの2400をこなして2着だったということもあったんで、迷うことなく菊花賞へ行ったんですが、結果としてはレースでひっかかってしまったってこともあって、そこでまたみんなと話し合ってみて、本質的には2000メートルまでの馬かなというのがあったんですよね。だから、そこで距離を戻してやろうということになって、日程的には1ヶ月あったんで、馬にさほど無理をかけなくてこのレースに行けるんじゃないかということでしたから。

 古馬とはいずれはどこかで対戦しなくてはいけないっていうこともあって、体調面に心配がないんだったら、この時期に対戦してもいいんじゃないかという結論を出しました。

 調教は先週の土曜日に5ハロン(1000メートル)65秒の調教をやってあるんで、今日は直線で気合を付けるだけの調教になりました。最後はいい脚でしたね。中間の調整過程については納得して競馬に行ける状況ではあると思います。

 秋はひとつ結果を出さないとダービーの2着がフロックだったということで終わるし、なんかそういうのは馬に対して申し訳ない感じがするんでここでひとつ大きな仕事をしてもらいたいなと願ってます。

(取材:佐藤泉)


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