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来月9日(日)に東京競馬場で最終レース終了後に行われる第2回ジョッキーマスターズに騎乗する予定の岡部幸雄さん、佐々木竹見さんが、今朝、美浦トレーニングセンターのポリトラックでレースを前にした「試乗」を行った。

 騎乗したのは美浦トレーニングセンター内の乗馬施設に在厩している元競走馬。他に池田鉄平、柴田大知、柴田未崎の3騎手が騎乗、サポート役の伊藤直人騎手をはじめ沢山の関係者の見つめる中で5頭での調教を兼ねた試走となった。

 この試走は馬を代えて2度行われ、ジョッキーマスターズ本番で出走予定の計10頭がポリトラックコースを走り抜けた。

 最初の試走では先行する佐々木竹見さん騎乗のガットストロングを岡部幸雄さんのダイレクトシチーが追いかけて並びかけ直線では見事な併せ馬となった。

 2度目の試走では岡部幸雄さん騎乗のファディスタが大きく先行して楽走でゴール。離れた2番手を佐々木竹見さんのアクトレスシチーが他馬と併走する形で終えた。

 レース後行われた記者会見で、岡部幸雄さんは「明日、誕生日(60歳)だし、だから赤のジャンパーを着て乗ってましたよ」と笑わせたあと、「疲れたね。でもいい気持ちだった。」とにこやかに語ってくれた。昨年の第1回ジョッキーマスターズについては「みんなレースになると本気になって、最初言ってたのと全然違うレースをするからね。みんな遠慮しないね。」だそうで、また白熱したレースが期待できそうだ。「今日も気持ちのいい天気だったけど、本番はもっと寒くなってるだろうから、いい天気でやりたいね」と締めくくってくれた。

 一方来週3日に67歳の誕生日を迎える佐々木竹見さんは、「騎手候補生を教えている地方競馬教養センターでは馬には乗っていないし、久しぶりに乗るんで少し前に小向(川崎競馬場の調教施設)で乗ったら筋肉痛で4日休んじゃったよ」と冗談まじりにここまでのトレーニングを語り、過去2回出場したオーストラリアのレジェンドレースでの好成績については「僕は体重がまだ軽いからね。その分有利だったんでしょう」と分析してくれた。太らない秘訣はないそうだが、「もちろん、勝つつもりで乗りますよ。」とのことで、現役時代と同じ騎乗姿勢でファンを楽しませてくれそうだ。

 今回出場する美浦の乗馬施設の馬は9月上旬から11月のレースに向けて岡部幸雄さんが中心となって今日騎乗した若い騎手たちと調教を進めてきた。今日の調教でも上がりの時計は38秒台、最後の1ハロンは12秒台と予定外の速さだったとのこと。馬の方も仕上がりは良好のようだ。

(取材:佐藤泉)


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