13日、盛岡競馬場(晴 良)で行われたダートグレード競走、第21回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI ダート1600m)は、JRAのブルーコンコルドがゴール前でメイショウバトラーを差し切り、このレース史上初の3連覇を達成した。
コンゴウリキシオー(JRA)が先手を奪い、キングスゾーン(愛知)とジュリア(岩手)が2番手、3番手。そのすぐ外をメイショウバトラーが追走し、2番人気ブルーコンコルドは好位の外5番手。1番人気のワイルドワンダー(JRA)はブルーコンコルドをマークしながら進む。3~4コーナーでコンゴウリキシオーが下がったところでメイショウバトラーが先頭に立ち、これを2馬身差の射程圏に入れてブルーコンコルドが進出。ワイルドワンダーもその直後、3番手で直線へ。直線半ばではメイショウバトラーが4馬身ほどリードを取ったが、残り1ハロンでブルーコンコルドがぐいぐいと伸び、キッチリとメイショウバトラーを差し切ってゴールイン。見事に3連覇を達成した。
勝ちタイム1分37秒3、勝利騎手はJRA・幸英明。4番人気メイショウバトラーが2馬身差の2着、ワイルドワンダーはさらに1馬身4分の3差の3着だった。地方勢はキングスゾーンの4着が最高で、地元の岩手勢はダンストンリアルの6着が最高着順だった。
ブルーコンコルドは父フサイチコンコルド、母エビスファミリー(母の父ブライアンズタイム)の牡8歳鹿毛馬、JRA栗東・服部利之厩舎の管理馬。通算44戦15勝、これでGIは7勝目となり、シンボリルドルフ・テイエムオペラオー・ディープインパクトに並ぶ史上最多タイ。ダートGI7勝は新記録となる。同一GI3連覇は2002~04年にアドマイヤドンがJBCクラシックを3連覇して以来の記録。8歳馬のGI制覇も2006年のJBCクラシックを勝ったタイムパラドックス以来という、記録ずくめの勝利となった。(※GIにはJpnIを含む)
●幸英明騎手のコメント
「レース前から3連覇は意識していました。達成できて嬉しいです。馬の力はわかっていたので位置取りに拘らずゲートを出たなりで進めようと思っていました。直線を向いた時のハミの掛かり具合がよく、良い反応を見せてくれました。3回勝ったなかで今回が最も楽でしたね。声援ありがとうございました。また応援してください」
●服部利之調教師のコメント
「休養明けで追い切りが1本足りないかと思いちょっと不安でしたが、パドックで見たときに不安は消し飛びました。これまで直線で抜け出し目標にされるレースが続いてましたが、直線で前を捕らえるレースができて、とても満足しています。あと3週間で上手く調整しJBCスプリントに向かいます。これでGIレースを7勝となりましたが、まだ誰も到達していない8勝目を挙げさせてやりたいですね」
(コメントは岩手競馬PRセンターのリリースによる)
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