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中山11Rの産経賞オールカマー(3歳上GII・芝2200m)は1番人気マツリダゴッホ(蛯名正義騎手)が優勝、自身5つめの重賞タイトルを獲得した。勝ちタイム2分12秒0。

1コーナーで先頭に立ったのは6番人気キングストレイル。マツリダゴッホらが2番手を進み、2番人気エアシェイディは先団、4番人気シャドウゲイト、5番人気マイネルキッツらは中団、3番人気アドマイヤタイトルは後方からレースを進めた。道中でシャドウゲイト、13番人気ゴーウィズウインドらが先頭進出を試みたものの、キングストレイルが先頭、マツリダゴッホが3番手で直線へ。マツリダゴッホはキングストレイルを直線半ばでかわし、2馬身差をつけてゴールした。2着にはキングストレイルが逃げ粘り、3着には追い込んだ8番人気トウショウシロッコが入線。マイネルキッツは4着、エアシェイディは5着、シャドウゲイトは8着に敗れている。

マツリダゴッホは美浦・国枝栄厩舎の5歳牡馬で、父サンデーサイレンス、母ペイパーレイン(母の父Bel Bolide)。通算成績は20戦9勝となった。


【レース後のコメント】

1着 11番マツリダゴッホ(蛯名正義騎手)
「本来の実力を出せればいいと思っていました。前走は馬体が減っている中で頑張っていましたし、今回は増えていましたから、あとは自分がうまく乗れば大丈夫と思っていました。位置取りは前になりましたが、馬の後ろで我慢しようと。他馬が動いてくれて楽になりましたね。広いところに出したら、馬がわかっているのか、何もしなくてもスーッと上がって行きました。これからもっと強い相手と戦うことになりますが、いい形でGIに行けますね」
(国枝栄調教師)
「いやー、正直ホッとしています。3コーナー過ぎで外から2頭上がって行ったときに、よく我慢できました。流れがもう少し速ければよかったんですがね。でも今日のように、坂を上るまでジッとしていたのは成長ですね。この後は馬主さんと相談ですが、ジャパンカップへ行こうかと思っています。稽古では左回りも問題ないですし、昨年とは違っていますので、2000mの天皇賞(秋)で大外枠を引いたりするよりも、2400mのジャパンカップの方がいいのではと思います。それから有馬記念ですね」

2着 10番キングストレイル(横山典弘騎手)
「この馬としては最高の競馬ができているけど、相手が強かったよ」

3着 4番トウショウシロッコ(吉田豊騎手)
「4コーナーで内を狙えばよかったですね。手応えが良かったので外に出しましたが、前の馬の手応えがなくなって、上がって行けませんでしたから。内にいれば勝ち馬の後ろを上がって行けたはずで、最後は伸びていただけに、もう少しうまく捌ければ……。馬は使って良くなっていますが、そのぶんテンションも上がってきていますね」

4着 7番マイネルキッツ(松岡正海騎手)
「一発を狙ってあの位置に。もっと流れが平均ペースになってくれるとよかったのですが」

5着 6番エアシェイディ(後藤浩輝騎手)
「久々ということもあるけど、走りのリズムやフォームがいつもと違っていた」

8着 2番シャドウゲイト(田中勝春騎手)
「デキは良かったんだけど、ゲートを出なかったのが誤算だったね」


【アラカルト】

■中山巧者
勝ったマツリダゴッホは、これで中山競馬場における通算成績が10戦7勝2着1回3着1回。重賞5勝もすべて中山競馬場だ。

■史上初の連覇&2勝目
マツリダゴッホは昨年に続きオールカマー連覇を達成。連覇、および当レースを2勝した馬は初めて。

■タイレコード
マツリダゴッホの優勝タイムは2分12秒0。中山競馬場における当レースのレコードタイム(99年ホッカイルソー)に並んだ。なお、新潟競馬場で開催された03年の勝ちタイムは2分11秒7。

■関東の砦
マツリダゴッホは関東馬。関東馬の勝利はこれで4年連続となった。


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