大井競馬場で行われた牝馬限定の重賞競走・第19回トゥインクルレディー賞(SII・1600m・1着賞金2000万円 16頭)は、好位3番手でレースを進めた10番人気のスターオブジェンヌ(真島正徳騎乗)が直線で逃げたチヨノドラゴンを捉えて抜け出し、後続に1馬身1/4差をつけて勝った。中団から最後の直線で内を突いて伸びた6番人気ミスジョーカーが2着、3着には2番人気チヨノドラゴンが粘った。4着にはダイワオンディーヌ、5着にはカネショウバナナが入っている。
1番人気のトーセンジョウオーは2番手につけたが3コーナー過ぎから手応えが怪しくなり直線ではズルズルと後退、15着と大敗した。
勝ったスターオブジェンヌは父アジュディケーティング、母アイティマリー(その父ホスピタリティ)という血統の5歳牝馬で、船橋・佐々木功調教師の管理馬。2005年に佐賀競馬でデビューした後大井の阪本一榮厩舎に転入し、翌年桜花賞2着などの実績を残したが昨年春に佐賀へ戻った。今年4月のマリーンカップ(JpnIII)6着のあと今度は船橋の佐々木功厩舎へ転入、南関東再転入後の初勝利が初の重賞制覇となった。通算成績は28戦6勝。
騎乗した佐賀の真島正徳騎手はチヨノドラゴンに騎乗していた真島大輔騎手の甥で、これが大井競馬場では初めての重賞勝ちだった。
<レース後の関係者のコメント>
1着 スターオブジェンヌ
(真島正徳騎手)
「ゲートを出たら、前々の競馬をしようと思っていました。思った通りの位置でレースが出来ました。4コーナーでチヨノドラゴンに並んだときにはかわせないかもしれない、と思ったのですが、チヨノドラゴンがバランスを崩してこれは行けるかも、と思いました。スタミナがあるのがこの馬の良さで、52キロも良かったです。強い内容のレースだったと思います。大井の重賞を勝てて本当に嬉しいです。これからまた何度も大井に来ると思うので、応援よろしくお願いします」
(佐々木功調教師)
「感無量です。状態は良かったんですが、何しろ強い相手がいたので自信はありませんでした。佐賀の真島騎手には何度も乗っているお手馬なので、ジョッキー任せで乗ってもらいました。スタートしてからいい位置につけたので、いい感じだとは思っていました。直線は真島大輔騎手との一騎打ちに一瞬なって、ものすごく力が入りました。本当に嬉しいですね。ジョッキー、厩舎関係者、そしてこのような馬を預けてくれた馬主さん、みんなに感謝します。この後は、TCKディスタフの予定です」
3着 チヨノドラゴン (真島大輔騎手)
「去年よりも馬に不安がなくなって、追い切りをしっかり出来ました。その分動けたんですが、終いが甘くなってしまいました。もっとトモに力強さが加わって欲しいですね。現状ではもっと短い距離のほうが競馬はしやすいですね。1200mぐらいのほうが良いかも知れません」
7着 ベルモントノーヴァ (石崎駿騎手)
「ゲートを出てから、流れを見て位置取りを決めようと思っていました。しかし、出遅れて終わりました。このクラスにしては流れが遅すぎて、勝ちに行くために早めに動いて行きましたが届きませんでした。この馬は長くいい脚を使っているのですが、今日は出遅れが全てです」
(取材:舩山陽司)
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