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朝1番の調教が一段落して馬が少なくなった7時前に馬場に入ったフサイチアソートはパートナーとダートコースを1周した後、7時10分にウッドチップコースに入り相手を追いかける形の調教。楽に突き放してみせた。

●フサイチアソート(岩戸調教師)

 新潟記念は、北海道の牧場でリフレッシュさせて、牧場でもしっかり乗り込んでいてくれて、こっちに戻ってからは目立った時計は出てなかったんですが、リフレッシュ効果が良かったみたいで、馬の雰囲気も春と随分ちがってたんで、半信半疑ではあったんですけど、一線級ではないにしても古馬相手にいい競馬ができたんでね。結果には納得してます。

 今思うと、春は馬が精神的にも弱かったし、肉体的にも身体が減ってしまったり、僕もクラシックっていうことで気負いもあったし、申し訳ないことしたなと思いますね。
 それと比べて夏のリフレッシュ放牧を含めて今は馬が気持ちも充実してますんでね。それが一番大きいと思いますね。馬も僕も春は肩に力を入れ過ぎてたんですけど、この夏になるようにしかならないんだってことが良くわかったんで、馬もそれがわかったんじゃないですかね。

 新潟記念の後はどこを目標ってのもなかったんですが、精神的に強くなってきたせいだと思いますがレース後の回復が早くて、いろんなレースを考えたんですが、3歳馬同士でまた試してみたいなってのがあって、馬の体調が良かったんでオーナーサイドに了解を得てセントライト記念にってことになりました。

 前回は新潟に早めに移動したりと工夫した面があったりんですけど、今回も当日輸送で状態が保てれば、この前みたいな馬体が維持できてレースも同じようにできれば、たいぶ本物になったということになるんでしょうね。

 今朝の調教は、前回の時はまだモサモサした面があったんで、その反応がどれだけ良くなっているか確かめたかったんですけど、凄くいい反応で1回使ったっていう効果はありますし、後はメンバーがね、春先に簡単に負けた相手が沢山出てるんでね、ちょっと一矢報いたいなと思ってるんですけどね。
 一応、前回古馬相手にあれだけレースができたってのは収穫だったと思いますし、それが今回に繋がっていい結果を出してくれると思いますよ。

 あまり右回りは得意じゃないかなって所もあるんですが、外回り(コース)で3~4コーナーでストレートの部分があるんで、そこで惰性をつけてっていうイメージがあるんで、これであまりにも不甲斐ない成績なら右回りはダメってことになりますし、あらためてもう一度見てみたいですね。

 台風が近づいてますが、東スポ杯も新潟記念もそんなにいい馬場ではなかったんで、良馬場でももちろんですが、多少の雨は問題ないと思ってますけどね。

(取材:佐藤 泉)


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