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ダイバーシティの調教が終わって坂路コースを映すテレビモニターに目をやると、タケミカヅチがちょうど上ってくるところ。楽に上り切って53秒を切るタイムで最後の1ハロンの計測は12秒6とまずまずの時計を示していた。

●タケミカヅチ(大江原調教師)
 
 今朝の調教はいいフットワークしてたね。先週も目一杯一度やりたかったんで、坂路でやってもらったんだけど、ジョッキーが乗ると(馬が)変わるね。馬がスムーズに動くようになってる。それまでは何かデレデレしていて、重いなあというかズルいように見えたんだけど、その後からスムーズに動くようになってきてるように思える。
 
 8月の中旬に牧場から戻ってすぐ、15-15の調教をしたんですよ。そしたら(計測は)エラーだったんだけど、そこから始動して、正直言うと、来てすぐにね、腹痛を起こして、まあ前からそういう所がある馬なんだけど、ちょっと軽い腹痛だけど、それがちょっと長引いたら危なかったんだけど1日で回復したし、その翌々日には時計が出せたし良かったんだけど、それが少し気がかりだったの。でも先週、今週と見ると問題ないね。
 
 春と比べてどこが変わってるか、見ててわかんないけど、ジョッキーは「軽くなってるよ」って言ってるね。キャンターの下ろしたてはモタれる感じは出てるけど、レースに影響のあるようなものではないね。

 春はダービーも残念だったね。そういう意味でも秋は期待がかかるけど、今回はいいところに来たいね。で、大きなところに行きたいね。

 内面的に大人になってきてるのが見えるし、心臓ももともといい馬だったけど、精神的に強くなった分心臓も良くなってきてるかと思うんですよ。今日も戻ってきてから全然ケロっとしてるしね。
 
 秋は主役級の活躍をさせたいね。

(取材:佐藤 泉)


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