晴れ、良馬場の川崎競馬場で行われた牝馬のダートグレード競走・第12回ホクトベガメモリアルスパーキングレディーカップ(JpnIII・1600m・1着賞金3000万円、出走14頭)は、逃げた4番人気トーセンジョウオー(戸崎圭太騎乗)が4コーナーから直線で後続とのリードをさらに広げてそのまま逃げ切り、昨年10月の埼玉新聞杯(SIII)以来およそ9か月ぶりの実戦を白星で飾った。勝ちタイムは1分39秒2。
1番人気のメイショウバトラーは中団追走から追い上げたが4馬身差の2着、アタマ差3着が2番人気のニシノナースコールだった。4着には10番人気スターオブジェンヌが健闘、5着はラピッドオレンジだった。
勝ったトーセンジョウオーは父ティンバーカントリー、母アナスミラビリス(その父リアルシャダイ)という血統の7歳牝馬で、船橋の川島正行調教師の管理馬。2004年にJRAでデビューして同年関東オークスで重賞初制覇を飾ると、2005年にはマリーンカップ、スパーキングレディーカップを制した。2006年9月に南関東へ移籍し、昨年はエンプレス杯、マリーンカップ、埼玉新聞杯と重賞を3勝してNARグランプリ最優秀牝馬にも選ばれている。通算成績は27戦9勝(うちJRA10戦2勝)で重賞は7勝目。管理する川島調教師は今年重賞5勝目。
<レース後の関係者のコメント>
1着 トーセンジョウオー
(戸崎圭太騎手)
「調教試験で乗せてもらったときに、力のある馬だと思ったので、自信を持って臨みました。返し馬の雰囲気も良かったですね。スタートでノメッて出てしまいましたが、スピードのある馬なのでスッと行けました。スローペースで折り合って、いい展開でしたね。手応えも十分で、これなら押し切ってくれるだろうと思いました。7歳ですが、今後もまだまだ活躍してくれそうです」
(川島正行調教師)
「こんなに強いレースをしてくれるとは思いませんでした。脚部不安で休んでいたのですが、状態が良くなり、厩舎に戻ってからも順調でした。このレースを目標に仕上げてきました。他の馬に前に行かれて引っかかるのが嫌だったので、行くだけ行けとジョッキーには指示しました。作戦がピッタリはまりましたね。今後は脚元のこともあるので、体調を見ながら使うレースを決めていきます」
2着 メイショウバトラー (武豊騎手)
「牝馬限定戦でしたし、距離もピッタリで自信を持っていたのですが、スイスイと逃げ切られてしまいましたね。あれだけ行ってバテないのだから勝った馬は強いですね。馬の状態は安定していいですし、よく走ってくれています」
3着 ニシノナースコール (吉田豊騎手)
「最内枠だったので、スッと行ければと思ったのですが、1600メートルだとなかなか行けませんね。無理に行かせるとかかってしまいますしね。自分から動いていって、よく頑張ってくれていますが…」
(取材:小塚歩)
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