デビュー以来ずっとダート戦を走ってきた牝馬プロヴィナージュがラジオNIKKEI賞に駒を進めることになった。「逃げる予定だった」という川崎の関東オークスでは1番人気に推されながらスタートでの躓きが響いてユキチャンに大きく離されての2着。今回のレースが秋の飛躍への試金石かもしれない。
●プロヴィナージュ(鈴木一成調教助手)
ダートでいい成績を残してきましたが、秋を意識して、力をつけてくれば秋の大きなレースを狙えるのではないかと考えていますんで、その適性を見るためにもこの芝のレースを使ってみようと思いました。
牝馬にしては馬格もありますし、すごいパワー型の馬なので、スピードは持っている馬だと思います。今のところ芝の適性については問題ないのかなと思ってますが、逆に今の福島の時計のかかる馬場ならばやってくれるかなと思ってます。
お母さんが凄くうるさい馬だったと聞いてましたし、父がフレンチデピュティですからうるさい馬なのかなと思っていたんですが、実際に調教を始めてみると調教を進めても馬のテンションがあまり上がらずに調教のハミの取り方なども落ち着いて走る馬なので調教がし易くて助かってますけど。牝馬というのは競馬を使ってくると気が入ってくる馬が多いんですが、この馬に関してはとりあえず落ち着きがあるんで、そこが、折り合いが付くってことが一番のいいところだと思います。
関東オークスの後は1週間ほど楽をさせて、その後はレースを意識して坂路を2本上ってみたり、坂路とウッドチップコースを併用して調教したり身体を緩めずに調教してきました。今日は田中博康騎手に乗ってもらって、ジョッキーの感触も良かったみたいで、横で乗っていた僕も動きは良く見えたんで、いい状態を維持できていると思います。
今までは女の子たちだけとの競馬が続いてきましたんで、久しぶりの男の子たちとの競馬を一生懸命頑張ってしてくれることを期待しています。
(取材:佐藤泉)
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