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3年前の覇者コンラッド、昨年の1番人気クランエンブレムに続いて手塚厩舎が送り出すニシノエモーション。青葉賞5着からじっくり待って思惑どおりハンデは54キロに止まった。ウッドチップコースでの調教は2頭の併せ馬で先着するというこの馬としては上々のもの。この馬も抽選待ちだが、鞍上に豪腕内田博幸を配して勝負気配濃厚だ。

●ニシノエモーション(手塚貴久調教師)

 当初、ダービーを目標に青葉賞に出走したわけですが、出走が叶わなかったわけで、その後はすぐにオーナーと相談して馬体の調整がうまく行けばラジオNIKKEI賞を使おうということになっていました。すぐ短期放牧に出しまして3週間過ごして中間緩めることなく乗ってもらって美浦に戻ってからもビシビシやって、順調に調整できたかなと思ってます。休み明けが得意ではないタイプなので、今までの休み明けよりはハードに身体を作っていこうと思ってやってきました。
 今朝の調教は、相変わらず時計自体は速くなることはないんで、地味な時計になってしまうんですが、(強い調教の)回数と動きの迫力は良くなっているんじゃないかと思っているんですが。
 
 青葉賞は出負けしたこともあって消化不良のレースになってしまったんですが、5着でも完全に力負けしたとは思えない内容だったんで、展開とかいろいろ変われば、あのメンバーでもやれるんではないかという手ごたえは感じたんです。今回も十分に太刀打ちできる力があると思ってラジオNIKKEI賞に目標を定めたわけです。

 今までは長距離での先行力を生かしてましたが、今回は小回りコースの1800メートルでちょっと違うと思います。青葉賞は別にして本来はスタートは上手な馬なんでレースの流れにはうまく乗れるとは思うんですが、位置どり的には今までの先行ができるかはわからないですが、かえって馬の走りのリズムを崩さないように乗ってもらえば自然といい位置を進めると思うんですが。

 去年はクランエンブレムが56キロのハンデになってしまったんですが、それも含めて去年の轍は踏まないように、ハンデが重くならずに出走させるにはどうすればいいかを考えて敢えて1000万条件(のレース)も使わずにこのレース一本に来ています。何とか出走させてあげたいですよね。抽選が第一関門ですね。

(取材:佐藤泉)


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